ウケなかった若手時代からどうやって“ヤホー漫才”は生まれたか?ナイツ塙が「嫌だった」けど始めた荒療治とは

投稿日:2022/03/13 9:27 更新日:

3月12日、お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大さんのYouTubeチャンネル「う大脳(かもめんたる・岩崎う大)」では、ゲストにお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんを迎えトークする動画を公開。塙さんがナイツの持ちネタ"ヤホー漫才"誕生秘話を語り注目を集めています。

塙宣之

(画像:時事)

■ウケなかった若手時代からどうやって"ヤホー漫才"は生まれたか?ナイツ塙が「嫌だった」けど始めた荒療治とは

ナイツといえば、塙さんが「Yahoo!」を「ヤホー」と言い間違えることから始まり、次々と言い間違いをする"ヤホー漫才"が有名です。

トーク中、岩崎さんはヤホー漫才がいつ出来たのか質問すると、塙さんの若手時代の話に。

若手の頃は「めちゃくちゃ漫才を作るじゃん。めちゃくちゃ作って演るじゃん。だけど、ウケる漫才とウケない漫才っていうのが何となく分かるでしょ?」という塙さん。

「嫌だったんだけど、一回、自分がどのぐらいウケてないのかを観ようと思ったの。荒療治で」と、ライブ映像を観返すことに。

所属事務所まで赴き、保管されてあるナイツのライブの録画をチェックしたところ「超スベってんだよ」「だけど、5分の間に1個ウケてるとこあるのね」と塙さん。どのライブも同じくスベっている中で、1個ウケている部分があったそうです。

そして「何がウケてるかっていうと、言い間違いのとこだけウケてんの」とのこと。例えば、雨の日のライブで塙さんが「お足元、臭い中…」と言い間違いをし、相方の土屋伸之さんが「いや"悪い中"だろ」とツッコむところがウケていたのだと説明します。

「俺の顔とか骨格とか喋り方っていうのはやっぱ、言い間違いが一番ウケるとこで」と分析した塙さん。「ここ(言い間違い)だけやればいいんじゃないかと思って、ああいう形になったっていう」と、"ヤホー漫才"誕生の経緯を語りました。

■塙、お笑いの持論を展開「メロディーラインとかサビが生まれてくる」

塙さんの話を聞き、岩崎さんはさらに「言ったらそれ(言い間違い)ってサビじゃないわけじゃないですか。そこの葛藤みたいのはなかったんですか?」と質問します。

塙さんは「それもマジであったの」と、葛藤もあったようで、当時は、漫才として"掴み、展開、オチ"というテンプレートを考えていたそう。

しかし「一回それを全部捨てて、とにかくウケる所だけやろう」と考えたという塙さん。そして「言い間違いだけやっていく、そこの中にメロディーラインとかサビが生まれてくるのよ」と、ウケる部分だけをやることで流れが生まれると言います。

また、塙さんは昨年の「M-1グランプリ2021」の決勝に出場したお笑いコンビ・ももを例に挙げ「普通だったら掴みネタで終わるじゃん。『コイツの顔こうなんですよ』って。あれを4分やり続けるから、あの中に展開が生まれてくるじゃない」と解説を加えました。

そして、ネタ作りについて「だから、1個ウケるやつをずーっとやり続けるっていうのが意外に何だろ、いろんなパターンがそこに生まれるのに、皆初めからいろんなことやろうとしちゃうから結局何にも作らないというか」と持論を展開しました。

■う大×塙のトークに視聴者「神コラボ!」

他にも、2人が出会った当時の話や、合コン仲間だった時の話で盛り上がった岩崎さんと塙さん。

今回の動画に対し、ネット上では「神コラボ!」「お笑いについてしっかり理論立てている人同士なのに、若い時はめちゃくちゃやってて面白かったです」「運命の出会いみたいになっててちょっと感動しました」との声が上がっています。

トークでは意外な共通点も判明した2人。貴重なコラボを楽しんだ視聴者も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
う大脳(かもめんたる・岩崎う大)
https://www.youtube.com/watch?v=ZqTa49U5BWY
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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