「自分の頭の中で考えてる事なんか大した事ない」春風亭昇太、多趣味になった理由を明かす

投稿日:2022/03/07 11:25 更新日:

3月6日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)では、落語家の春風亭昇太さんと桂宮治さんが出演。昇太さんが多趣味になった理由を明かし話題を集めました。

春風亭昇太

(画像:時事)

■桂宮治、妻に感謝する理由とは?

年収1000万を稼ぐほどの売れっ子セールスマンだった桂宮治さんは、YouTubeでたまたま目にした桂枝雀さんの落語の面白さに衝撃を受け、31歳だった2008年に桂伸治さんの一門に弟子入り。

そんな宮治さんは「妻を働かしに出しちゃって。本当に家賃払うのも精一杯で、もう無理な時もあるぐらい妻にも迷惑をかけて、また長女を出産する事になって…。本当そうですね。僕は妻がいなかったら本当やっていけないので。本当にあの人には頭が上がらないですね。全部やってくれたんで」と前座時代を支えてくれた妻に感謝を伝えます。

また、MCの山崎育三郎さんは取材のため宮治さん行きつけの寿司屋を訪問。育三郎さんが「宮治さんの奥様は事は?」と尋ねると、店主の妻は「すごい立派な人よね。大人しいです。『苦労した甲斐があったね』って言ったらね『私全然苦労してないの』ってもう涙が出るほどあれ(宮治さん思い)でしたよ」とコメント。

VTR終了後、春風亭昇太さんは「彼がね、今まで努力して来た事っていうのはね、やっぱり家族いるから何とか食べさせなきゃとか、奥さん楽にさせなきゃっていうそういう基本的なエネルギーがあったからなんだなっていうのが今日見て分かりました。で、僕はね、そういうのないのにここまで来たってのは偉いな〜!」と話し、笑いを誘いました。

■「自分の頭の中で考えてる事なんか大した事ない」春風亭昇太、多趣味になった理由を明かす

多趣味として知られる昇太さんにその理由を尋ねると、昇太さんは「僕の師匠の春風亭柳昇が『何でもやりなさい!』って言ってくれたんですよ。嫌だったらあるいはダメだったらやめればいいだけだからやりなさいと。だから誘われたら断らない、どうせそんなの面白くないよって言うのはやめようと思って」とコメント。

また、育三郎さんが「そういう意味では落語を始めるきっかけもそうですよね」と問いかけると、昇太さんは「それなんです。落語って絶対つまらないと思ってた僕が聞いてみたら面白かったわけだから、自分の頭の中で考えてる事なんか大した事ないんですよ」と返答。

続けて、昇太さんは「何でも体験してみて、これ合わないなとか、つまらないなとかって思うでしょ。思う事すらしてないのに決めるってバカバカしいなと思って」とまずは行動する事の大切さを訴えました。

今回の放送についてネット上では「おしゃれクリップの昇太師匠…やっぱり素敵…」「じーんときたなあ。師匠の『何でもやってみたほうがいい』って言葉、覚えておこうっと」「しびれるセリフ春風亭昇太師匠『自分の頭で考えてることなんて、大したことない』」などのコメントが上がっています。

宮治さんのいい話の後には「僕はね、そういうのないのにここまで来たってのは偉いな〜!」と、59歳で結婚した自分の話でオチをつけた昇太さん。そんな話口調に最後まで心を掴まれた人は多かったようです。

【番組情報】
おしゃれクリップ
https://tver.jp/corner/f0100339

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

\ この記事をシェアする /

関連キーワードから記事を見る
,

Copyright© COCONUTS , 2024 All Rights Reserved.