大切な人を亡くした悲しみをどうやって乗り越える?宇多田ヒカルの回答が深い「悲しむこととかは別に悪いことじゃない」

投稿日:2022/02/25 9:25 更新日:

2月24日、歌手の宇多田ヒカルさんのYouTubeチャンネル「Hikaru Utada」では、宇多田さんがファンからの質問に答える企画「ヒカルパイセンに聞け!」の動画を公開。大切な人を亡くした相談者に対する宇多田さんの答えが話題を呼んでいます。

マイク

■大切な人を亡くした悲しみをどうやって乗り越える?宇多田ヒカルの回答が深い

今回の動画では、13年前に父親を亡くしたという視聴者から「今でも、あの時こうしていれば、もっと自分に出来ることがあったのではと後悔することがあります。パイセンの周りにそのような気持ちの友人がいたらどのような声を掛けますか」との質問が。

宇多田さんは「後悔はどうしてもつきものだよね」と言い「亡くなった人のことを忘れないで思いを馳せるきっかけになるんだったら、後悔もそんなに悪いもんじゃないって言う風にも思える」と答えます。

大切な人の死について後悔することは「自然なことだし」と言う宇多田さん。そして「その時、そういう事(助ける方法)を知らなかった時の決断とか行動を後から振り返って、その自分を責めてもしょうがないとは思う」としつつも「今後悔しちゃうのもすごい自然だし、うん、そんな悪いもんじゃないよ」と質問者に寄り添いました。

■宇多田ヒカル「悲しむこととかは別に悪いことじゃない」

続いて、1年前に病気で母親を亡くしたという視聴者から「ヒカルさんは悲しみをどうやって乗り越えてきましたか」との質問が。

すると「どうしてもさ、こういう質問で多かったのが、悲しみを乗り越える、人との別れを乗り越えるっていうその"乗り越える"っていう表現が多いっていうか、使うじゃない?」と切り出す宇多田さん。

英語でも『How do you get over something?』という「乗り越える」を意味する言葉があると言います。

しかし、宇多田さんは「私はそういうことを、悲しみとか別離とかそういうのを乗り越える山みたいに、山が目の前にあってそれを乗り越えて進んでくっていうものじゃなくて、その山が、山自体がもう自分の心の風景の一部なんだって思うようになりました」と、考え方を変えていったそうです。

「そしたら、そういう気持ちも楽になった」と、自身の経験を語ります。

また、悲しみの乗り越え方に関して、宇多田さんは最近聞いたという「素敵な表現」を紹介。ポッドキャストで聞いたある作家の言葉だそうですが、その作家によると大切な人が亡くなった時「その人の死を悲しむことは、その人をたたえることでもある」と言っていたと紹介しました。

その言葉に「素敵だなと思った」と感銘を受けたそうで「そりゃそうだよね。その人が素敵な人だったから、自分にとって大事な人だったからそれだけの悲しみがあるわけで」と、宇多田さんなりの解釈を語ります。

そして「だから、悲しむこととかは別に悪いことじゃないし、乗り越えなきゃいけないことでもないし、いつまでもそういう気持ちがあるのも自然で当然のことだし」と言い、質問者を励ましました。

■宇多田ヒカルの優しい回答に視聴者「心が軽くなりました」

1時間の動画の中で、新曲のMV撮影から進路相談までファンからのさまざまな質問に答えた宇多田さん。

今回の動画に対し、ネット上では「自分がそのような状況に置かれた時に、hikkiの考え方を思い出したいです」「なんだか心が軽くなりました。ありがとうございました!」「パイセンは悟りでも開いているのか!? と、真摯な返答に心を洗われる思いがします」との声が上がっています。

宇多田さんならではの素敵な言葉の数々を聞き、心が救われた視聴者も多いのではないでしょうか。

【番組情報】
Hikaru Utada
https://www.youtube.com/watch?v=yYzS7XF_98Q
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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