エヴァ新劇はなぜ作られた?中田敦彦の解説に絶賛の声「興味がまた湧いてくる」

投稿日:2022/01/20 15:23 更新日:

1月19日、千原兄弟・千原ジュニアさんのYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」では、ゲストにオリエンタルラジオ・中田敦彦さんを迎え、トークする動画を公開。「エヴァンゲリオンって何なん?」と言うジュニアさんに、中田さんがわかりやすい解説を行い、視聴者から絶賛の声が上がっています。

中田敦彦

(画像:時事通信フォト)

■エヴァ新劇はなぜ作られた?

中田さんとの対談で、最後に聞きたいこととして「『エヴァンゲリオン』って何なん?」と聞くジュニアさん。

ジュニアさん自身、アニメ『エヴァンゲリオン』は最新の劇場版も含め全て観ているそうですが、「なんか結局、何も掴みきれてない」と言います。

そこで、14歳から『エヴァンゲリオン』を観ているという中田さんが、ジュニアさんのために、元々の設定から大まかなストーリーを短時間でわかりやすく解説。

後半部分では、作中の「人類補完計画」を取り上げ、「(人類が)使徒みたいに1個になれば、孤独無くなるよねっていう作戦なんです」と語ります。

「全員を一つにして、その結果『一つになってもちょっと違うよね』っていう雰囲気を残して終わったのが、旧劇場版なんですよ」と中田さん。

「全員がスープみたいに溶けていって」「さざ波に打ち上げられて(主要キャラクターの)アスカとシンジで『気持ち悪い』みたいな」と映画のラストに言及し、「要するに、一つになろうとするのが正解なの? どうなの? っていうのを濁して残したまま、ちょっとバッドエンドの空気で『こんな考えで終わりましたけど、どうですか?』って問うたら、エヴァンゲリオンのファンがブチギレたんです」と、当時のファンの気持ちまで代弁します。

「『俺たちの見たい「エヴァンゲリオン」じゃねぇ!』って言って」「旧劇場版はもうあれで完成してるんですけど、ファンが許さなかったんですよね」と中田さん。

そして「超理屈に沿って終わってるんですけど、人気が出過ぎたんです」と、ファンがブチギレした理由を考察。

「『「エヴァンゲリオン」は俺の』ってなり過ぎた人たちが、庵野(秀明)監督に対してむちゃくちゃボロカス言ったんですよ」と、旧劇場版公開当時の流れを語ります。

■中田の解説にジュニア「ほぇー!」

「それでようやく結論出したのが、去年のその『「シン・エヴァンゲリオン」で』と、2021年に公開された最新作について言及する中田さん。

「『シン・エヴァンゲリオン』の結論ていうのが、人類が一つになるっていう事じゃなくて、結局グループで、その上でわかり合うっていう」「非常にオーソドックスなハッピーエンドに持って行った」と解説します。

『シン・エヴァンゲリオン』が「家族」「受け継がれるもの」といったことを描き、「あぁ、庵野さんも結婚したもんねとか。僕自身も14歳から見てて、子ども今育てて『庵野さんも俺も子ども生まれて、大人になったー!』って言って泣いて、それで『うん、じゃあいい』ってなって皆がOK出したのが今回のエンディング」とまとめる中田さん。

中田さんの解説を聞き、ジュニアさんは「ほぇー!」「すっきりしました」としみじみと感心します。

■中田の解説に絶賛の声「興味がまた湧いてくる」

約10分間の動画で、『エヴァンゲリオン』の壮大な世界観をコンパクトに解説した中田さん。

ネット上では、「何故劇場版が作り直されさのかも含めてわかりやすい。すごい」「エヴァ知ってても納得するし興味がまた沸いてくる」「こんな短い時間で、エヴァの内容と歴史を含めて、分かりやすく説明できる中田さんは流石、話しのプロですね」との声が上がっています。

中田さんの解説は、『エヴァ』ファンにとっても納得のいくものだったようですね。

【番組情報】
千原ジュニアYouTube
https://www.youtube.com/watch?v=m5Ihnk_8knI

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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