12月28日の「ニュースウオッチ9」(NHK総合)では、俳優の大泉洋さんのインタビューを放送。大泉さんは2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じる源頼朝役について語り、話題を集めました。
(画像:時事)
■大泉が2年連続「紅白」司会意気込み
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝を演じる大泉洋さんに和久田アナウンサーがインタビューしました。役作りについて「つらい」と語ったその真意とは?インタビューは今夜(28日)のニュースウオッチ9で放送します。https://t.co/pZFRHRvqTC#nhk_video pic.twitter.com/Ra4aJmigXE
— NHKニュース (@nhk_news) December 28, 2021
大泉さんは大晦日の「第72回NHK紅白歌合戦」で2年連続となる司会を担当。
「紅白」でタッグを組む和久田麻由子アナウンサーが、「今年どんなステージになってほしいイメージありますか?」と話を振ります。
すると、大泉さんは「僕は本当に『紅白』が好きなんで、どっちかというと緊張っていうよりかは、また去年の楽しかった『紅白』ができるんだっていう気持ちに近いですね」とコメント。
また、和久田アナが「もしかしたら『ブラボー』また出るかもしれない?」と尋ねると、大泉さんは「それはもう、基本は自制しようと思ってます、私も。そんなにやっぱりやっちゃいけないと思ってますよ。思ってますけど、それはもう、溢れ出たらしょうがない。『ブラボー』って言っちゃったら」と、感情が溢れた瞬間は「ブラボー」が出ると示唆しました。
■大泉「人気なくなると思います」新大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源頼朝役に不安?
来年1月から放送が始まる「鎌倉殿の13人」で大泉さんが演じるのは鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝。
頼朝役について、大泉さんは「今回のドラマも数年前に『源頼朝でお願いします』みたいな。『どう?』みたいな、鎌倉幕府の征夷大将軍じゃないですか。『いいんすか俺で?』みたいな感じ。だからかっこいいないいな思って引き受けたんですけど、こんな簡単に引き受けていい役じゃなかったですね」と本音を吐露。
この話を聞いた和久田アナが「演じるのが大変という事ですか?」と問いかけると、大泉さんは「辛い役ですね。決断がシビアですもん。やっぱり義経との確執なんて、義経が人気があるから、それを排除していかなきゃいけないところとか辛いし」とコメント。
続けて、「彼の実現したかった世界というのは、これだけ厳しい決断の上にあるんだろうと思うけど、いやぁ〜辛いですね」と劇中で演じる頼朝の心情を代弁します。
また、大泉さんは「ちょっと私…人気なくなると思います」と話すと、和久田アナは笑顔で「大丈夫です!」と優しい言葉をかけました。
■大泉のインタビューに反響
コロナ禍の影響で仕事がストップした時期に落ち込んだという大泉さんは、「本当に有事の緊急事態になった時に、そこで考えちゃうんだよね。いらないんだよねって落ち込むんですよ。今は確かに必要ないかもしれない、だけど必ず絶対必要になってくるから、その時にいつでも応えられるようにやっぱりしとかないとね」と当時の心境を打ち明けます。
また、「皆さんが見て少しでも元気になってもらえるよう演じようとそれも思いました」と、大河ドラマを通じて前向きなメッセージを届けたいと力説。
今回の放送にはネット上で、「シビアな頼朝さんを演じて、人気がなくなることを心配する洋ちゃんw」「洋ちゃんが頼朝がつらい役と言って、こんなに笑える大河はないとも言うから、楽しみ加減が爆発してる」「洋ちゃんインタビューめっちゃ頼朝さん映像流してくれてずっと手を合わせて拝んでた」などのコメントが上がっています。
大泉さんが頼朝がくだすシビアな決断は演じていて辛かったと話したのが印象的で、どういった作品になるのか今から楽しみですね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)