11月21日放送の「情熱大陸」(MBS /TBS系)では俳優の柄本明さんに密着。柄本さんが俳優業をしていて「この仕事が嫌」と感じる瞬間を明かしました。
(画像:時事)
■柄本明、俳優業に本音「どこかでものすごくこの仕事が嫌ですよね」
次回の #情熱大陸 は
11月21日(日)よる11時~放送俳優 柄本明が探る"人間"を演じることhttps://t.co/5Se5dSaVp7#mbs #jounetsu #俳優 #柄本明 pic.twitter.com/X22yYFESND
— 情熱大陸 (@jounetsu) November 14, 2021
「情熱大陸」の密着中にメディアの取材を受けた柄本明さんは「どこかでものすごくこの仕事が嫌ですよね。まぁ、役者みたいなことですよね。だって人前で何かやるんですよ。人前で泣いたりするんですよ。だってもうしょうがないですもん。他に仕事ないですよ。あとは『死』しかまってないもんだから」と俳優の仕事について、率直な気持ちを明かしました。
また、劇団東京乾電池で座長を務めている柄本さん。舞台では演出も担当しています。音響担当のスタッフと対話する中で、柄本さんがスタッフに「うちの芝居面白いでしょ?」と話しかける場面が。スタッフは「ビックリしました。自分が今までやってきたのと違う面白さがあって」と告白。
すると、柄本さんは「今までやってきた芝居ってあれだけど何だろう?…。真面目でしかないんだよね。それでさ、人間なんて真面目じゃねぇんだから、真面目だったりする時もあるけどさ。それでさ、善意じゃない?困るよね、善意って。人間って悪意があるわけじゃない。ところがさ、そっち(舞台で)やるとお客さんに善意を見せるみたいになっちゃう」と持論を展開しました。
■柄本明はどんな人間?スタッフに尋ねてみると…
ほかの場面で柄本さんは「くっだらねぇ仕事って事だよね。それが例えどんな仕事をしてたってさ、生きるためにさ、そういう事をしてるんだろうね。どっちにしたって大した事ねぇやって考えられれば」とコメント。
続けて、柄本さんは「何でもそうだけど、どこかさでさ、そちらのお仕事もどこかで命がかかってるよね、やっぱりね。くっだらない仕事だって言いながらも。どうしてもさ(カメラの前で言うと)立派な事になっちゃうのね。どうしたって何か立派なことになっちゃうんだよね」と密着するスタッフに向かって本音を吐露。
番組のエンディング、柄本さんは「私という人間が…こういう人なんだろうなって思うの?」と率直な疑問をぶつけると、スタッフは「もちろん思います」と返答。
また、柄本さんが「どういう人間ですか?かなりひねくれてるとか?」と聞くと、スタッフは「まぁそりゃそうだよなって失礼ながら…思いながら色々お話、僕いつも横にいました」と言って柄本さんを笑わせました。
■柄本明出演の「情熱大陸」に反響
今回の放送について、ネット上では「柄本明さん素敵だ!」「話し方や間の取り方にも人間がでる。そこも柄本さんの魅力」「多くを語らない柄本明かっこいいな…」などのコメントが上がっています。
柄本さんが俳優業について「どこかでものすごくこの仕事が嫌で」と話していたことに驚いた人は多かったのではないでしょうか。
視聴者は、そんな柄本さんが飾らずに芝居や俳優について語る姿に目が釘付けとなったようです。
【番組情報】
情熱大陸
https://tver.jp/corner/f0089578
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)