9月1日、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんのYouTubeチャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」では、読書感想文を楽しく書く秘訣を語る動画を公開。又吉さんならではの個性を尊重した書き方が注目を集めています。
(画像:時事)
■又吉、読書感想文の書き方を伝授!「読書って結局…」
小中学生の夏休みの宿題の定番、読書感想文。どうすれば楽しく書けるのか、又吉さん流の考え方を語っていきます。
まず、「その本を読んで自分が何を感じたかっていうことを、どの部分に何を感じたかっていう、それでいいのかなと思うんですよね」と又吉さん。
「本を読みながら、気になった言葉とかメモしとくとか。で、この言葉がすごい響いたのであればその言葉を書くとかね」「そっからもしかして自分語りいってもいいかもしれないですね」と、自分に引き寄せた書き方を紹介します。
「読書って結局、読者とその本の響き方なんで」という又吉さんは、「自分の私生活書いて、こういう私生活送ってきて、ずっと探してた言葉があって、そこにこの本のこのフレーズがピタッとハマったっていう読み方もあっていい」と、読書感想文の自由さを強調。
その本を読んで誰にでもあてはまるような感想を書くのではなく、「自分がどう思ったか、私にはこう見えたとか、私はこう思うっていうのをやっぱり書くのが、書いてても楽しいんじゃないかな」と、オリジナリティを大切にした書き方を勧めます。
■登場人物になりきるのもアリ?又吉「そういう膨らまし方もいい」
また、たとえば、物語の主人公に自由な精神を感じたとしたら、「その登場人物にならって、今回こんだけ自由に、ちょっと無理して書いてみたんやっていう風にできたり」と、登場人物に寄せた書き方も紹介する又吉さん。
一見読書感想文の型からはみ出しているのかと思いきや、最後まで読むと枠内に収めているという「そういう膨らまし方いいかもしれないですね」といいます。
つまり「登場人物の精神構造とか、どういう性格をしてるのかっていう、それを見習って文章を書いてみる」という書き方をしてみてもいいとのこと。
書き手が登場人物の誰かになりきって、「思考を共有するために、そういう考え方を、手法をとってみました」という体で書くと面白いのではないかと提案しました。
■又吉の着眼点にネットで反響続々
自身の体験談なども交えつつ、読書感想文の楽しい書き方について語った又吉さん。
「いろいろやり方は無限にあると思います」と、読書感想文の自由さを教えてくれました。
又吉さん流の書き方について、ネット上では「着眼点がやはり素晴らしいというか、柔軟だなと思いました!」「又吉さんのお話はいつも面白くて引き込まれます」「みんなと違うものを書くことは、自分もやっていました」との声が上がっています。
型にはまった方法ではなく、書き手の個性を尊重する又吉さん流の書き方に共感を覚えた視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル
https://youtu.be/MUnWQlecEMg
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)