8月8日、プロ野球選手の田中将大さんのYouTubeチャンネル「マー君チャンネル 田中将大」では、東京オリンピックで金メダルを獲得した直後の率直な思いを語る動画を公開。喜びと悔しさの入り混じる本音を吐露し話題になっています。
(画像:時事)
■「悔しさしか残らなかった」田中将大、東京五輪での金メダル獲得直後に率直な思いを明かす!
8月7日に東京オリンピックの野球競技で金メダルを獲得してから15時間後、首にかけたメダルを見せながら「金メダル獲ることができました」と笑顔で報告する田中さん。
「チームでこの最高の結果を残せたことは心の底から嬉しい」としながらも「自分自身のパフォーマンスに関しては悔しさしか残らなかった」「自分のパフォーマンスだけに目を向けると何も喜べない結果になってしまいました」と悔しそうな表情をします。
しかし、オリンピックが開催され、選手としてプレーできたことについて「本当にたくさんの方々に感謝しなければいけない」という田中さん。選手、コーチ、スタッフ、ホテルやボランティアスタッフに対し「僕ら何一つ困ることなく野球に集中することができた」「感謝しかないです。たくさんの方々に支えられて、グラウンドで思い切りプレーをすることができたという風に思っています」と一つ一つの言葉を噛みしめ、深く感謝の気持ちを伝えました。
■金メダル獲得の要因は「垣根が無かった」
金メダルという最高の結果になったのは、チームが一つになっていたからだと言う田中さん。
練習から本番まで「ベテラン、中堅、若手、すごくなんかこう、僕は見ていてその、なんか色んな垣根が無かった」「みんなでいい雰囲気を作って」いたそうです。
自身は最初の頃「ものすごく気を遣われていたっていうのも感じてはいました」とのことですが「徐々にそれはなくなってきて、年下の選手からいじってもらえたり、そういうのがあったんで、すごく楽しかったです」と笑顔を見せます。
チームの仲の良さとまとまりが、金メダル獲得につながったと振り返りました。
■悔しさをにじませる田中将大に視聴者「本当にかっこよかった」
"侍ジャパン"が金メダルを獲得したことは喜びつつも、個人としては試合本番でいい成績を残せなかったと悔しさをにじませる田中さん。
ネット上では「ご自身的にはベストパフォーマンスでは無かったのかも知れませんが世界を知ってるマー君がこのチームに居るだけで他の選手たちは心強かったと思います」「田中将大っていう存在があったからこそチームの雰囲気だったり、勢いがついてこういう素晴らしい結果になったんだと思いますよ!」「プレー以外でもチーム最年長としてチームを引っ張る存在として貢献していて本当にかっこよかったです!」との声が上がっています。
日本中が湧いた野球の金メダル獲得。最年長としてチームをけん引した田中さんの姿に感動を覚えた視聴者も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
マー君チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=JsEOIx7EgGg
(文:二木もなか)