<記事提供:COCONUTS>
WEST.がパーソナリティーを務める、毎週土曜日放送のラジオ番組「bayじゃないか」(bayfm)。
1月20日の放送では、重岡大毅さんが、公開されたばかりの自身の主演映画について熱く語るシーンがあり、ネットで話題となりました。
(画像:時事)
■「オーディション」で役を勝ち取る経験が「そんなない」重岡大毅がアイドルの特異性を吐露
今月から公開が開始された映画『ある閉ざされた雪の山荘で』で主演を務めた重岡さん。
今回は、さっそく映画を観たリスナーから「久我和幸を演じる上で意識した点や、こだわったところがあれば教えて欲しい」というメールが届きました。
この映画は、劇団に所属する7人の役者が新作舞台の主演の座を争うオーディションを行なうため、4日間の合宿に参加するという内容になっているのですが、「オーディションって、俺あんまりそんなないなぁというか。この世界(芸能界)にいると、オーディションって結構よくある身近なものだと思いがちなんすけど、あんまなくて」と明かす重岡さん。
事務所に入所する際にオーディションを受けたぐらいではないかと思い返し、『オーディション』というものが身近なところにない状態であったことを明かしました。
しかし、重岡さん演じる久我和幸にとっても映画にとっても『オーディション』は軸となるものであると認識していたと、重岡さんは語っていました。
■アイドルは芸能の世界で「部外者」?異物感を武器に
また、自身が演じる久我だけが別の劇団に所属している“部外者”という設定について、「“部外者”って割とワードとして結構ネガティブなイメージ持ちません?皆さん“部外者”ってあんま良い時に使う言葉じゃないっすよね。僕は“部外者”とかいうものに関して、そんなにこう拒否反応がなかったというか、ないんですよそもそも」とも語りました。
というのも、重岡さん自身がアイドルという職業の傍ら、音楽やバラエティ、さらには役者業にも携わっていることが、久我の“部外者”と重なる部分であると意識していたそうで、「ある種こう異物感と言いますか、部外者と言いますか、そういうところをむしろ、僕武器だと思ってやってますので。むしろ武器だと思って、良い意味で」と語ったのでした。
■「僕は1本じゃないのかもしれない確かに。けど…」重岡が久我に重ねた自身
さらに、自身と久我の繋がる部分についても詳しく語り始めた重岡さん。
「そう感じると『久我和幸』っていうものが少し近づいてきた気もしたし。『あぁ、分かるなぁ』っていう気持ちもしたし」と、“部外者”を武器だと考えたことで、より一層久我という役に入っていくことができたのだと明かしていました。
また、歌だけ、役者だけなど、何か1つのことだけに集中して取り組んでいる人たちについて、「やっぱり1本でやってる人ってなんかすごい強いイメージありません?」と投げかけた重岡さん。
その中で、「僕は1本じゃないのかもしれない確かに。けど『負けたくない、勝ちたい』とか、『生き残りたい』とか。まぁ久我自身も、そのオーディションで憧れの劇団『水滸』のメンバーをやっつけて、役を掴まないといけないわけじゃないすか。で、僕自身もそういう1本でやってる人たちの中に飛び込んで、生き残っていきたい、勝ちたいとこってまぁ似てるでしょ?っていう感じで、あの(久我に)近づけていった感じっすかねぇ」と、自身と久我を重ねて熱く語っていました。
ネットでは、「しげちゃんの演技とは生き様というのが普通に体現できる環境にいるからしっくりくるよね」「むしろ武器!うん!それを生かそう!!」「“異物感”久我くんにすごく重要だと思った!」と、リスナーも重岡さんの考えに大絶賛していたようでした。
■新曲初解禁にファン大興奮!
また、今回の放送では映画の主題歌であるWEST.の『FICTION』がラジオで初解禁。
重岡さんも、「これは本当にもうチームで魅せる技といいますか。映画の制作チームの皆さんと、こっちのね、音楽チームの皆さんと、ほんとみんなの力を結集させて作った1曲でって感じですよね。ほんとにすごいなぁと思います」と、この曲を大絶賛します。
ネットでも、「FICTIONだぁーーー!うれしいーー!!」「これ聴くと映画のシーンが頭にバァーって再生される!」「FICTIONの音源良過ぎる。早く発売してください!!」と、新曲を聴いたファンが大興奮でした。
重岡さんの映画や役に対する熱い思いを聞くことができた、リアルタイムで貴重な回でしたね。
これからさらに楽しんで映画を観ることができそうですね。
【番組情報】
bayじゃないか
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20240120233000
(文:椎七みつばち/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)