毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。
11月4日の放送では、福山さんが多忙さの理由について明かし、注目を集めています。
(画像:EPA=時事)
■福山雅治はほぼガウディ!?事務所の反論にぐうの音も出ない
📻今週の #地底人ラジオ は…
荘口さんも現場で目の当たりにした福山さんのクリエイティブへの追求。作品の奥深さに必要だと思った要素とは一体…?🤔
ラジオセルフィーinニューヨーク🗽もまだまだお届け‼️
アメリカロケの真相もついに発表🇺🇸
お聴き逃しなく👍https://t.co/BDWzaLG6Qd#BROS1991 pic.twitter.com/J5OrGEr9u2— 福山雅治 (@BROS_1991) November 4, 2023
ライブツアーをこなしたり、ドラマに主演したり、映画の主題歌を担当したり、ディズニー映画の声優を務めることになったりと、一年中多忙な日々を送る福山さん。
先日は、とある仕事でニューヨークに滞在していた時期もあり、リスナーからも、その仕事の多さに驚く声が届きます。
すると、福山さんは「このマルチタスク男よ」と自画自賛。
しかし、あまりの多忙さに「この会社どうなってんだ?」と、所属会社への正直な思いを吐露します。
福山さん自身、スケジュールに関してはマネジメント陣と話し合うこともあるそう。
そこでもう少し余裕のあるスケジューリングをお願いすると「やっぱり福山さんが追求されていくので…一つの作業に取り掛かると…」と言われてしまうのだとか。
つまり、余裕のあるスケジュールを組んでも、福山さんが一つ一つの仕事に時間をかけすぎるせいで、スケジュールがタイトになってしまうということ。
その様子をスペインの有名な未完作品・サグラダファミリアに例えて「あんたがいつまでもサグラダファミリアしてるからやで」と言われてしまうとこぼします。
■「福山さん相当しつこいな」荘口アナが目撃した異様なこだわり
しかし、福山さんには「尋常ならざる情熱と集中力と時間と怨念のようなしつこさが作り上げたものこそが、宿るんですよ」と、一つ一つの仕事に時間をかけてこだわらなければ、良いものは作れないという信念があるそう。
すると、アナウンサーの荘口さんが、以前福山さんのレコーディングスタジオに行った時の話に。
そこで福山さんの仕事ぶりを見た荘口さんは「福山さん相当しつこいなと思って!」と、驚いたと言います。
荘口さんによると、福山さんは「よくこんなの気付くな」と言えるような細かい作業をやり直ししたり、その場で浮かんだアイデアを一つ一つ試したりと、とにかく時間をかけていたそう。
荘口さんは「そういうトライアンドエラーを相当やるんだなと」と、福山さんの仕事ぶりに感心したそうです。
■福山雅治のこだわりにリスナーも納得「しつこさこそクリエイティブには必要」
荘口さんいわく、福山さんは「何秒かのことをずーっとやってる」と、完成した作品にすればほんの数秒~十数秒のことでも、決して妥協しないのだとか。
全く仕事が終わる気配が無かったため、荘口さんは途中で外に出たこともあったと言います。
そんな話にも、「そういうことを練り込み積み重ねないと、宿らないんです」とブレない福山さん。
もっとも、荘口さんによると、福山さんのこだわりはどんな些細なことでも「やると確実に良くなる」と効果を発揮することを目の当たりにしたのだとか。
「そういう風になっていっちゃうから、結局時間が無くなっちゃう」と福山さん。
自身のこだわりを漫画家に例え、漫画家が細かいことにこだわりすぎて締切に間に合わず休載となってしまう理由を「今分かるもん」としみじみ感じているそうです。
今週の放送に対し、ネット上では「でもしつこさこそクリエイティブには必要かと」「本当にマルチタスクの鬼だと思う。というか、本当にコピーロボットいると思う。そしてサグラダファミリア」との声が上がっています。
また「最終的には全部完成させてるからサグラダファミリアじゃなくない?」と、未完成のサグラダファミリアと違って福山さんはきっちり仕事を完成させているという意見もありました。
常にハイクオリティなエンターテイメントを提供し続けている福山さん。
その裏には些細な妥協も許さないこだわりと信念があることが、改めて伝わる放送回となったのではないでしょうか。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/71055
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)