<記事提供:COCONUTS>
9月25日、KinKi Kidsの公式YouTubeチャンネルでは新たにショート動画二本が公開されました。
2008年に27枚目のシングルとしてリリースされた『Secret Code』をBGMに謎解き問題が出題され、話題になっています。
■KinKi Kidsファン、お行儀がよろしい!?コメント欄にネタバレなし「安心安全」の治安◎
話題になっているショート動画はこちら。
KinKi Kids 27枚目のシングル『Secret Code』は、2008年に放送されたドラマ『33分探偵』(日本テレビ系)の主題歌。
このドラマは、冒頭で犯人が明らかになっているのにも関わらず、放送時間を考慮した33分を持たせるために、主人公・鞍馬六郎(堂本剛さん)が疑問を持ち、他の人を犯人と疑って捜査を進める脱力系サスペンスです。
「この簡単な事件、俺が33分もたせてやる」は六郎の名台詞。「じっちゃんの名にかけて」と言う“あの剛さん”を彷彿とさせる決め顔を見られるのも、このドラマの見どころでした。
そして、今回の動画では謎解きクリエイターから挑戦状ということで、ヒントをもとに「33秒」で解く問題が出題されています。
動画には、②④⑤の数字の下に魚が描かれたイラストが公開されています。答えは「①゛②③①」でヒントは背景に隠れているのだとか。
ネット上では、この問題について、33秒でわかったという人もいれば、何度か見て理解したという人も。答えの「①」に濁点がついているということで、答えを解かなくても分かったという人もいました。
ただ、驚くべきはコメント欄に答えを共有する人がほぼいないこと。これはKinKi Kidsファンによるネタバレ回避のためのようで「図書委員会(=KinKi Kidsファン)がさすがすぎる」「ファンの気遣いが素晴らしい」などの声が上がっています。
■『Secret Code』ライブシーンに、ファン「ドラマを思い出す」
さらに同日、ショート動画には『KinKi Kids concert tour J』 で『Secret Code』を歌う二人の姿が公開されています。
煌びやかな衣装に身を包んでアップテンポなこの曲を歌う堂本剛さんと堂本光一さんについて、ネット上では「二人ともかっこよすぎる」「コンサートで聴くとテンションがあがるやつ」と、眼福で感謝する声が。
そして、目立っていたのが「ドラマを思い出す」「33分探偵面白かった」という感想です。
そこで少し、ドラマを振り返ってみます。
脚本は福田雄一さんが務めていたというだけあって、脇を固めたのは水川あさみさん、高橋克実さん、戸次重幸さん、佐藤二朗さん。名優がズラリと並び、六郎の奇想天外な推理が引き立てられていました。
■「痩せた鰹なら刺さるよねぇ!」あの迷言を思い出しちゃう!
中でも、印象的だとファンの間で語り継がれているのが第5話。レストランで殺人事件が起き、六郎が首を突っ込む回です。
劇中では、被害者女性の夫が自白したことで事件解決かと思われましたが、六郎はこの事件も33分持たせるためにあらゆる人を巻き込みます。
被害者女性の傷口から魚のエキスが検出されたことから、六郎は凶器を「カチカチに凍った魚」だと推理。レストランの冷凍庫から魚を取り出し、被害者女性に向かってアーチェリーで魚を飛ばして殺したのではないかと、真犯人を探そうとするのです。
しかし、その日レストランにあった魚は鰹だけ。推理ショー披露中に“鰹は太いから無理ではないか”との雰囲気が流れるなか、六郎は「痩せた鰹なら刺さるよねぇ!」と吐き捨てるのでした。
神回とも言われた第5話。そのため、今回の謎解きのイラストを見て六郎の迷言を思い出す人は多かったようです。
現に、ネット上ではこの迷言を呟いたり「忘れられない」と言ったりする人も。
偶然にもこの迷言は魚関連で、今回のイラストも魚。謎解きクリエイターも、第5話が好きな人なのでしょうか。
これはこじつけすぎかもしれませんが、謎は「なんやかんやはなんやかんや」で推理してしまうのが六郎流。ここは六郎流でポジティブに「謎解きクリエイターも第5話が好き」と考えたいものですね。
(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)