中居正広さんがMCを務める日本テレビのトーク番組「ナカイの窓」。11月21日放送回では、ドラマ「獣になれない私たち」の撮影が行われている生田スタジオで収録が行われ、主演の新垣結衣さんと松田龍平さんに加えて、水田伸生監督らスタッフも出演。ドラマ作りの裏側、水田監督が絶賛する明石家さんまさんの泣きの演技に関するエピソードが話題になっています。
「けもなれ」のキャスト&スタッフが「ナカイの窓」に登場!
今夜23:59〜24:54「ナカイ×ドラマSP」#獣になれない私たち から新垣結衣&松田龍平が円卓トークに?♀️?♂️ガッキーが語る松田龍平の不思議な生態とは⁉︎ドラマスタッフの思う〝すごい役者〟明石家さんま、田中裕子、芦田愛菜の名シーン公開?けもなれのドラマセットに潜入 陣内&春菜マジ演技?
— ナカイの窓 (@nakainomado) 2018年11月21日
中居正広さんとゲストが円卓トークを繰り広げる人気番組「ナカイの窓」。生田スタジオで収録が行われたこの日は、ドラマ「獣になれない私たち」から新垣結衣さん、松田龍平さん、水田伸生監督、大塚英治プロデューサー、中山光一カメラマンがゲストで登場。ちなみに、「けもなれ」に出演してませんが、ハリセンボンの近藤春菜さんもゲスト出演しました。円卓トークが始まると、「けもなれ」の水田監督の”水田組”がこれまで作ってきた「Mother(2010)」「Woman(2013)」「Dr.倫太郎(2015)」などの作品の紹介。そして、企画作りから始まり、脚本作り・キャスティング・撮影と進むドラマ作りの裏側についても、水田監督は解説。水田監督によると、今放送中の「けもなれ」なら1年以上前の2017年8月から企画作りが始まり、主演俳優などのキャスティングも2017年11月には決定しているとのこと。そして、2017年12月に脚本作りが始まり、 2018年9月から撮影が始まるそうです。
#ナカイの窓 × #けもなれ 見ていただけましたか❓#中居正広 さん、#陣内智則 さん、#近藤春菜 さん、楽しいトークをありがとうございました✨ ドラマの裏側を知っていただき、更に #獣になれない私たち を楽しんでもらえたら嬉しいです‼️#新垣結衣 #松田龍平 #松尾貴史#来週水曜よる10時は第8話OA pic.twitter.com/BEJSR1K0tk
— 【公式】獣になれない私たち (@kemonare_ntv) 2018年11月21日
大塚Pは過去の撮影で大変だったドラマとして、櫻井翔主演の「先に生まれただけの僕(2017)」を紹介。この作品は、水田監督のこだわりで、普段だったらメインの生徒は1クラスの人数で良いんですが、全クラスキャスティングすることに。240人の全校生徒を1200人のオーディションで全て決めて行ったそうです。さらに、240人分の制服を新規で作るなど、制作費も含めて会社でもちょっと問題になるなど、制作に苦労したとのこと。
水田監督が絶賛する明石家さんまの泣きの演技
#ナカイの窓 リアタイ出来てる。
さんまさんね、思いがけないお名前。
背中の演技で思い出すのは、福沢監督さんの中居くんの背中は凄いという言葉。愛菜ちゃんも凄いな~。#中居正広
— ???kimama??? (@bijinnyukirinn1) 2018年11月21日
話の流れで、凄いと思う役者さんを出演者達が紹介することになります。”水田組”の手がけた「Mother」で、当時5歳で圧巻の演技を見せた芦田愛菜ちゃんの演技などがVTRで流れる中、水田監督が絶賛したのが明石家さんまさん。さんまさんと水田監督は「星に願いを(1998)」で主演・監督という関係でタッグを組みます。ドラマの中で、4歳の息子を持つシングルファザーの主人公が仏壇の前で涙を流す場面が登場することになり、水田監督はさんまさんに涙の演技を求めることに。涙を流すことはタブーなさんまさんに「このシーン涙欲しいです」と伝える水田監督に「水田くん。泣かせたいのは俺?客?」と問いかけるさんまさん。「もちろん視聴者です」と水田監督が答えると、さんまさんは「じゃ背中で撮ってくれ」と伝えます。
演技で明石家さんまさんの背中を見てスタッフが泣いたんだ。
表情以外の演技!!
声色所作かあ。#ナカイの窓 #中居正広— sachiko? (@Sachiko89Sumami) 2018年11月21日
ドラマ本編で子育てにつまづいて涙を流す場面で、さんまさんは、表情ではなく背中の仕草で主人公の涙を見事に表現。水田監督が「スタッフが泣いた」と話すように、感動的なシーンなんですが、実はカットをかけた後は、さんまさんの目からは涙は1滴も出ていなかったそうです。VTRの映像ではさんまさんは本当に泣いているように見えましたが、水田監督も賞賛するように声色と所作で涙を表現していたようです。さんまさんの演技は改めて凄いですね。最近は、ドラマで目にする機会はあまりないさんまさんですが、表現力豊かなお芝居をまた水田監督演出で見たくなりますね。(文:かんだがわのぞみ)