中川家・礼二 昔は教師が"体罰"をしても周りが騒がなかった理由を回顧「だって…」

投稿日:2019/01/30 20:08 更新日:

お笑いコンビ「中川家」の礼二さんが1月29日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中川家のオールナイトニッポン Premium」に出演。学生時代に目の当たりにした暴れる生徒に対して教師がとった驚きの制裁方法を明かしました。

「当時はセクハラ・パワハラは当たり前」

番組内では自身の親についてトークを展開。その中で「親父の世代なんかは、今の世の中の動きをどう思っているんやろうと思って」と切り出した礼二さん。これに同番組に出演していた相方の剛さんが「セクハラ・パワハラなんか当たり前やからね、この年代の若い時なんか」と話すと、ここから話題は「体罰」に向けられました。

「だって(周りの生徒も)そのヤンキーが悪いと思ってるから」

 礼二さんは、自身の学生時代の体罰について振り返り「ウチの中学(ガラが)悪かったんですよ。ほんであるとき、授業中に中庭見たら先生がずっと構えてて。ほんでヤンキーの生徒がブワーって立ち向かって何回もタックルしてんねん。それを先生は何回もハネのけて。最後その先生どうするんかと思ったら、中庭に池があるねんけど、そこにブレーンバスターでヤンキーを池に放り込んでん」。当時の教師の“仰天エピソード”を明かし、さらに「そんな時代や、われわれの時代は。それ見て『うわっなにしてんねん』ってならへんもんね。だってそのヤンキーが悪いと思ってるから。今の時代やったら絶対ありえへんけど」と“体罰はダメ”という現代の考えと重ね合わせて回顧していました。

自身の親も…

 このエピソードに驚きの声を挙げた剛さんでしたが「それで親が『ありがとうございました』やもん。『分かってんのかあんた。ここで先生にどつかれへんかったら、あんたえらいことになってんで』って。親も先生の味方やもんな」と当時の独特の風潮について語りました。この話に礼二さんも続き「うちの親父もそういうところあんねんけど。三者面談の時なんか、親父が一発目に『すんません、もう、どついたって下さい』って。『もうグーで殴ってやって下さい』って。そういう親やったからね」と振り返っていました。

信頼関係があってこそ?

中川家・礼二さんは、過去にもフジテレビ系列「ウチくる!?」で中学時代の顧問の先生が現代では考えられないくらいに厳しくて怖かったというエピソードを披露していますが、卒業後も恩師として慕い、ラグビー部の集いを大切にしていることはファンの間では有名な話。同番組で当時の顧問が登場し、中川家の活躍を激励するなど長い間深い信頼関係で結ばれているようでした。厳しさがあっても深い絆で結ばれている教師と生徒の関係は、いまでは珍しい光景かもしれません。昔の時代の体罰は、教師と家庭などの間で信頼関係があってこそ成り立っていたという真面目なテーマを笑いを交えて語っていました。これにネットでは「中川家のお父さんの話好き」「毎回最高」などの声があがり、楽しく聞いた人が多かったようです。

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