10月26日放送の「マツコ会議」(日本テレビ系)では、過去に30億円の借金を抱えた経験のある、群馬県・伊香保温泉の老舗旅館の若女将が登場して話題となりました。
(画像:時事)
マツコ、過去30億の借金を抱えた若女将に驚愕
マツコ、様々な悩みを抱える老舗旅館の「若女将の会」を深掘り https://t.co/DkevzXmfnV #マツコ会議
— NTVマツコ会議 (@ntv_matsukomt) October 26, 2019
この日は、老舗旅館を切り盛りする若女将たちが集う「つぼみの会」と中継を結ぶことに。「つぼみの会」の会長をやっているのは群馬県・伊香保温泉で老舗旅館の若女将で、会長は、過去に30億の借金を抱えたことを明かします。
これには、マツコさんも驚愕したようですが、そもそも借金を抱えることになったのは2004年に“伊香保の三重苦”と呼ばれる、「浅間山噴火」「新潟県中越地震」「温泉偽装問題」が連続して起きたことが原因。
お客さんが全く来なくなったこともあって「破産」か「倒産」も考えたそうですが、家族で話し合った末に「旅館という商売を通して何をお客様に貢献し、社会に役立つ企業を作っていかなくちゃってことは本当に考えました」とコメント。
立派な若女将の言葉を聞いたマツコ・デラックスさんは「群馬県知事にでもなれるんじゃない?ちょっと小池百合子さんに似ている」と語り笑いを誘いました。
マツコ『長く続いている所って…』と感心
静岡県・伊豆下田温泉の老舗旅館からやってきたという若女将は、合コンで知り合った夫と結婚して若女将になったと語ります。
女性によると、夫からは「女将をやってくれとは1度も言われたことがなく、そのまま手伝ってズルズル20年経った」とのこと。
「20年経って何か変わったことがありますか?」という質問に、若女将は「機械化というか合理化している。館内に『効率化カメラ』、俗にいう『監視カメラ』を設置した」ことを明かすと、周りの若女将だけでなくマツコさんも「怖っ!ドン(つぼみの会の会長・副会長)たちも引いている」と驚愕。
ただし、カメラを設置したのは「(以前は)現場まで直接走り回っていたが、今は事務所の中で色々な場所がチェックでき、効率よく指示が出せるようになった」と、監視ではなく自分たちの仕事の効率をアップさせるためだと力説。
この言葉を聞いたマツコさんは、「歴史とか伝統があるものって、実は長く続いている所って、ちゃんと時代に合わせて変えているところなのね。やっぱり、変えないと終わっちゃうのよ」と若女将に感心していました。
「つぼみの会」若女将たちに"すごい"と反響
ネットには「マツコ会議の若女将会すごいわぁ こういう私の知らない一部の人の界隈見るの大好き いろんな人がいるんだなぁぁぁあ人間ってすこいなぁぁぁあって勉強になっておもろい」。「老舗旅館若女将の会おもしろい。温泉行きたいな〜」「マツコ会議の若女将会すげぇ」などのコメントが上がっています。
老舗旅館の若女将は個性的な人が多かったのですが、後継者問題を抱えている熊本・天草からやって来た若女将が「(婿の条件は)生きてるだけで大丈夫」と話すシーンは特に面白いところだったのではないでしょうか。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://cu.ntv.co.jp/matsukokaigi_20191026/
(文:かんだがわのぞみ)