桑田佳祐が絶賛した平成を代表する歌手とは?NHK「ひとり紅白歌合戦」が話題

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3月20日にNHK「桑田佳祐 大衆音楽史『ひとり紅白歌合戦』~昭和・平成、そして新たな時代へ~」がオンエア。番組内では、昭和歌謡曲と平成J-POPの名曲の魅力を桑田さんが解説。また、昨年の本家「紅白歌合戦」出演の裏話など盛り沢山の内容が話題になっています。

「どうしても歌謡曲にたどり着く」自身のルーツと「ひとり紅白歌合戦」開催について語る

20日に放送された「桑田佳祐 大衆音楽史『ひとり紅白歌合戦』~昭和・平成、そして新たな時代へ~」。これは、昭和・平成の大衆音楽についての桑田さんへのインタビューをメインに、その合間に過去3回にわたって開催した「ひとり紅白歌合戦」の映像を挟む構成の番組。インタビューの最初、ビートルズやローリングストーンズなど洋楽に影響を受けたことを語る桑田さん。洋楽に憧れてサザンオールスターズとしてデビューする事になったそうですが、「洋楽を聞くにつれて一周回ると、どうしても歌謡曲にたどり着く」とコメント。歌謡曲が自分の体の中に血肉となって染み込んでいると気づいた桑田さんは「自分が表現したい」と感じるようになり、その表現手段として「ひとり紅白に行き着いたんだと思います」と語ります。このインタビュー後は、坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星を」などをしっとりと歌い上げる桑田さんが映像が流れました。

サザンのルーツ?クレイジーキャッツの魅力を力説

桑田さんはサザンオールスターズについて、過去に「バンドという単位じゃなく、みんなで楽しいことを共有する『音楽芸能集団』という大所帯だと捉えている」と語った事があり、そうした『音楽芸能集団』の先輩とも言えるクレイジーキャッツについても力説。音楽とコメディを融合したスタイルで大衆の支持を集めたクレイジーキャッツ。桑田さんもライブで音楽だけをやると間が持たない事があり、そうした時に、「思わずふざけてしまって、それがウケちゃったりとかしてウケてると思うとまたやりたくなったりする」とコメント。真面目に音楽をやるだけでなく、クレイジーキャッツ的なコメディ要素を入れる楽しさについて明かします。ちなみにこのインタビューの後の映像ではクレイジーキャッツの「スーダラ節」を歌った後、ザ・ドリフターズに扮したサザンのメンバーが乱入。ドリフの「チョットだけヨ!全員集合」をサザンのメンバーと一緒に披露して、桑田さんは文字通り音楽とコメディの融合を実践する事になります。

槇原敬之を絶賛!「勝手にシンドバッド」制作秘話も

昭和から時代が進み、J-POPという名前が定着した平成。この時代を象徴する歌手として桑田さんが絶賛したのが槇原敬之さん。槇原さんについて桑田さんは、「歌詞の乗っけ方が自由っていうか、詞先なのかもしれないね」とコメント。実際に槇原さんの「どんなときも。」を歌ってみて、「こんなに素晴らしい曲なんだって思いました」と語りました。桑田さんは「どんなときも。」と比較して「勝手にシンドバッド」制作におけるエピソードを紹介。一般的に「勝手にシンドバッド」は「一つの音符にたくさん詰め込んだ」ともいわれるそうですが、曲が先にあって苦労して後から丁寧に歌詞をつけていったとのこと。乱暴に歌詞をつけたようで、考え抜いて歌詞をつけたと明かすという話を聞くと、「勝手にシンドバッド」という曲の見方も変わってきます。

北島三郎から「サザンのステージに出ても良い?」紅白歌合戦の裏話を語る

昨年の「紅白歌合戦」にサザンオールスターズとして出場した桑田さん。本番では、「勝手にシンドバッド」などを披露、圧巻のパフォーマンスを見せたのも記憶に新しいところ。ただし、大舞台という事もあって緊張したそうですが、本番前のリハーサルで北島三郎さんと遭遇。北島さんの方から手を握ってくれて、「サザンのステージに出ても良い?」などと話しかけられたそうです。歌手として尊敬する北島さんが優しく接してくれた事が嬉しくて「本番でも晴れ晴れとした気持ちでのぞめた」たとのこと。本番でも緊張して、いろんな事忘れたそうですが、「なんとなくフッと見たらサブちゃんがいらっしゃって、ずっとニコニコしてるんですよ、これで体の力が抜けてね」とコメント。流石の桑田さんでも、「紅白」のステージは緊張したようですが、北島さん効果でリラックスした事であの圧巻のパフォーマンスにつながったそうです。久々の「紅白」について、桑田さんは「35年ぶりにNHKホールで紅白を体験できたということが今後頑張れる気持ちにもなりましてね」などと語り、番組を締めくくる事になります。

桑田佳祐の「ひとり紅白歌合戦」がSNSでも反響

番組を見た人からは、「何ごとも成し遂げた人はすごいね」「桑田さんのひとり紅白、よかった!年末の紅白も出てきてて良かった!」などのコメントや、「番組の最後にひとり紅白またやろうかとお話しされてましたが、また桑田さんの洋楽が聴きたいので今度はひとりライブエイドやってほしいです」などの声があがっていました。今回の番組では、桑田さんと北島さんとの「紅白」の裏話も非常に興味深いものでした。また、昭和から平成までの時代を代表する曲について桑田さんが独自の視点で解説するところが、素晴らしかったですね。平成が終わり新しい年号になってもトップランナーとして走り続ける桑田さんの姿を見守り続けたいですね。(文:かんだがわのぞみ)

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