1月18日放送の「ごごナマ」(NHK総合)では、女優の倉科カナさんがゲストとして登場。倉科さんが同局で2019年に放送された「トクサツガガガ」で行った役作りの裏話を明かし話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■倉科カナがヤンママを演じるために実践したこととは?
今回はゲストとして、BSプレミアムで放送中のドラマ「カンパニー〜逆転のスワン〜」に出演中の倉科カナさんが登場。倉科さんはこれまで、意地悪なヤンママ、ミステリーマニア、コミカルな僧侶、特撮マニアなど個性的な役柄を演じてきました。
そのことについて、船越英一郎さんは「こういう個性的な役が多くなると、役作りに結構苦労されるんじゃないですか?かなり入念な役作りをされるんだっていう風に聞いていますけれども」と尋ねます。
すると、倉科さんは「そうですね。このヤンママを演じる時はできるだけママさんのブログを読みあさって勉強したりとか、でもヤンママに関しては、この子(の役)も田舎から出てきて、こうなんだろう…。上昇志向が強い子だったので、私自身も熊本から出てきて、頑張りたいっていう気持ちがあるので、自分にあるものを種にして役柄に結び付けていく感じだったりとか」と語りました。
■倉科カナ、驚愕の役作り!『トクサツガガガ』の裏話とは?
さらに、倉科さんは「あと、特撮マニアの時は3年分の特撮アニメを見まくって」と話すと、船越さんは「結構な量じゃありませんか」と驚きの声をあげます。
倉科さんは「はい!でも、すごく面白くって魅了されてしまって」と特撮にハマってしまったそうです。
また、倉科さんは「特撮のイベントに伺って、本当の特撮マニアさんがカメラで撮っていらっしゃるんですけど。行って、話しかけて『あの…倉科カナと申しますが役柄で特撮マニアをやらせていただくので、もしよければ1日いただけませんか』って言って」と明かし、船越さんら出演者を驚かせました。
続けて、倉科さんは「2人で回って握手したりとか写真の撮り方を教えてもらったりとか、その方のお名前もご連絡先も聞けなかったので、お礼が言えなくて時々思い出すんです」とその時の思い出を振り返ります。
この話を聞いた船越さんが「その方きっとずっとそのあと応援してくれてますよ。今日もご覧になっているかもしれませんよ」と伝えると、倉科さんはカメラに向かって「本当、その節はありがとうございました」と改めて感謝の言葉を伝えました。
そんな倉科さんの役作りについて、船越さんが「形じゃなくて気持ちや心から役の中に入って役を作り上げていく。そういうアプローチなんですね倉科さんは」と倉科さんの役作りについて紐解きます。
倉科さんは「そうでありたいなってやっぱり思います」と役作りに対するこだわりを語りました。
■倉科カナが明かした裏話に「推せる」と賞賛の声
今回の放送について、ネット上では「『トクサツガガガ』(2019年)の時、3年分の特撮を見て、特撮の現場へ足を運び、撮影していた特撮ファンの人に声をかけて1日、同行してもらい握手などの体験をした倉科カナさん。推せる」「倉科カナさんと一日回った特撮マニアさん、番組見てるといいなー」「トクサツガガガで知った倉科カナさんだけど、めっちゃ可愛いな。ショートヘアーも似合ってる。好き」などのコメントが上がっています。
特撮マニアを演じるために、本物の特撮マニアの人に1日同行したという倉科さん。「トクサツガガガ」裏話には驚いた人も多いのではないでしょうか。
仕事への取り組み姿勢を知って、さらに応援したくなった人もいたようです。
(文:かんだがわのぞみ)