"SEGA愛"溢れるカズレーザー『メガドライブ』の失敗を徹底解説!技術力だけではなぜ駄目なのか?

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12月16日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)は、メイプル超合金・カズレーザーさんが出演。家庭用ゲーム機などを開発する「SEGA(セガ)」の「メガドライブ」の魅力と迷走の歴史を解説して話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

ガズレーザーが『メガドライブ』の失敗を徹底解説!

特別授業となったこの日のテーマは、1988年にセガが発売した家庭用ゲーム機「メガドライブ」。1980年代、セガは日本のみならず、アメリカにもオフィスがあり、ライバルの任天堂に対して「人気じゃ負けるけど技術じゃ絶対に負けない。他の会社が作っているのは『おもちゃ』俺たちが作っているのは『マシン』」と技術に絶対的な自信があったとのこと。

そうした中、任天堂が「スーパーファミコン(1990年)」を発売するという情報をキャッチしたセガはそれに対抗するために先に「メガドライブ」を発売することを決断。

「メガドライブ」は「スーパーファミコン」よりも先に発売させることに成功しましたが、ゲーム機にこだわった結果、発売時に「ゲームソフトが4本しかない」という"しくじり"を犯してしまいます。

セガの宮崎浩幸さんは「やっぱりソフトがないとゲーム機は売れないんだなぁ」と当時を回顧。そこで、セガが開発に2年かけて1991年に発売したのが「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。

「ソニック」の発売効果で「メガドライブ」はアメリカで爆発的なヒットを記録して2000万台以上売り上げました。この時、セガの社員たちは「俺たちの技術は世界一だという気持ちになった」とのこと。

技術力だけではなぜ駄目なのか?

しかし、日本国内に目を向ける任天堂に負けていたセガは、日本でも「メガドライブ」をヒットさせるために「強化パーツでメガドライブをパワーアップ」させることを決断。

宮崎さんによると、この付属パーツを追加して「メガドライブ」をパワーアップする作戦には、当時、セガの社内でも「新しいゲーム機を発売した方が良いのでは?」という意見が出ていたとのこと。

新しいゲーム機を発売する案を却下し、登場したのがカードリッジ主流の時代にいち早くCDの将来性に着目した「メガCD(1991年)」を発売。

ただし、「メガCD」はコンビニの最低時給が570円〜という時代に販売価格は49800円とかなり高額。そうしたこともあって、カズレーザーさんは「技術を見せつけることばかり考えてお茶の間のことを考えていなかった」とコメント。

カズレーザーが語る「メガドライブ」の"しくじり"とは?

さらに、ソニーが1994年に「プレイステーション」を発売すると、セガは技術を結集して同じ日に「スーパー32X」を発売。ちなみに、「スーパー32X」を「メガドライブ」に接続して使用すると、16bitだった「メガドライブ」が32bitの「プレステ」と同等の性能にパワーアップさせることが出来ます。

ただし、「メガドライブ」周辺機器を次々に装着して「メガドラタワー」完成させるためには15万8700円の費用が必要。また、セガの別チームが「セガサターン」を発売していたこともあって「スーパー32X」は売れなかったとのこと。

最後、カズレーザーさんは「メガドライブ」から学ぶ教訓を「10年先のことが見えても明日のことが見えなければ意味がない」とまとめました。

"SEGA愛"溢れるカズレーザーに反響

ネットでは、放送を見た人から「メガドラを熱く、愛をもって語るカズレーザーが最高でした」「カズレーザーさんのSEGA愛が溢れてる」「カズレーザー先生のメガドラ愛が炸裂しっ放し」などのコメントが上がっています。

「メガドライブ」がヒットした時点で次のハードのために投資する手もあったのかもしれませんが、あえて周辺機器を次々と装着するという発想に至った歴史は興味深く感じた人も多いのではないでしょうか。

また、カズレーザーさんが「メガドライブ」に触れて欲しいとコメントするなど、言葉一つ一つから「メガドライブ」への愛が溢れていましたね。番組では、セガから発売されたゲーム機の「ドリームキャスト」について取り上げる企画も放送されるとのことなので今から楽しみですね。

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(文:かんだがわのぞみ)

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