1月17日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、作詞家のいしわたり淳治さん、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さん、indigo la Endやゲスの極み乙女。のボーカリスト川谷絵音さんが出演。昨年リリースされた楽曲から年間ベスト10を発表する企画が行われて話題になりました。
■川谷絵音の2020年ベストソングとは?
この後の #関ジャム は
年イチ恒例のガチ企画【完結編】🔥音楽の未来を明るくする、新しい才能をご紹介…
是非リアルタイムで‼️#蔦谷好位置#いしわたり淳治#川谷絵音#アンタッチャブル山崎#足立梨花#古田新太#関ジャニ∞#音を楽しく#未来をここからWEEK#テレビ千鳥からの関ジャム— 関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日) (@kanjam_tvasahi) January 17, 2021
今回の「関ジャム 完全燃SHOW」では、恒例の年間ベスト10企画の完結編が放送されました。この中で、川谷絵音さんが2020年度のベストワンに選んだのが藤井風さんの「罪の香り」。
この曲について、川谷さんは「近年で1番衝撃を受けました。声良し、曲良し、歌詞良し、非の打ち所がない才人。サビのメロディー、これは思いつかない。『おっと 罪の香り 抜き足差し足忍び足』なんだこの歌詞みたいな…。歌詞が難しくないのに思いつかないという1番出来ないことをやっている」と藤井さんのセンスの良さを絶賛します。
また、いしわたり淳治さんは、「何なんw」を2位、蔦谷好位置さんは「優しさ」を5位とそれぞれ藤井さんの異なる楽曲を年間ベスト10に選出しました。ちなみに、ゲストの3人が同じアーティストの楽曲を選出するのは番組史上初のことなのだとか。
この結果を受けて、関ジャニ∞・安田章大さんは「なんかプロデュースをしている2人、いしわたりさんと蔦谷さんが言ってる中にプレイヤーとしてこれを言ってるのがすごいですよね」とコメント。
すると、川谷さんは「でも藤井君、デビュー前に蔦谷さんに教えてもらったんです。ちょうど居酒屋で飲んでた時にYouTubeで、カバー動画アップしてるやつを見せられて『絶対くるよ!』って言われて…。その時はなんかめっちゃ歌うまくて、ピアノうまいなみたいな」と蔦谷さんの紹介で藤井さんの存在を知ったことを明かします。
続けて、川谷さんは「ああなんかこういう人がいるんだなと思ったんですけど、『何なんw』が出て『ええー!』って思って。何これ?みたいな」と藤井さんの「何なんw」を聴いて衝撃を受けたことを告白しました。
■川谷絵音も脱帽…!?藤井風『罪の香り』を「ちょっと底が見えなくて怖い」と大絶賛!
今回、川谷さんがベスト1に選んだ「罪の香り」について「もう本当にヤバいんですよ。藤井君の歌詞って、単体がシンプルなんですけど、その組み合わせは思い付かないよっていうのと、コードがそれに対してむちゃくちゃオシャレ…。あんなコードでこのキャッチーなメロディで俺は作れないなって思って」と脱帽した理由を語ります。
また、川谷さんは実演を交えつつ「罪の香り」のコードの素晴らしさを解説すると「こんな全部持ってる人いましたっていう」と藤井さんに賞賛しました。
ここで、大倉忠義さんから「そんな変なコード多用しても大丈夫なんですか?」と質問された川谷さんは、藤井さんの楽曲は歌詞とリンクしてコードを巧みに使い分けていることを指摘します。
そのことを踏まえて、川谷さんは「これ断トツの1位でしたね。僕は多分、来年も藤井君が1位になるんじゃないかなと思ってますけど…。しかも、最近出た曲もめっちゃ良かったんすよ。ちょっと底が見えなくて怖いんですね僕」と語っていました。
今回の放送について、ネット上では「川谷絵音の罪の香りコード進行の説明めちゃ良かったわ〜コードで罪の香りを匂わす藤井風好き」「川谷絵音、藤井風を1位に掲げ大絶賛してたけど、同業者なのに嫉妬をつきぬけ冷静に分析してるのすごいな」「川谷絵音が藤井風の『罪の香り』選んでくれて感動で泣きそう」などのコメントが上がっています。
藤井さんの「罪の香り」についての川谷さんの解説はわかりやすかったのではないでしょうか。実演を交えながら聴くことができて喜んだファンも多かったようです。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/episode/81272725
(文:かんだがわのぞみ)