11月4日、今年開局65周年を迎えたニッポン放送が、動画配信サービスのSHOWROOMとチームを組んで様々な企画を実施。その中の特別番組として、深夜1時から『前田裕二のオールナイトニッポン』が生放送され、ゲストに関ジャニ∞の大倉忠義さんが登場し、二人が語ったプロデュース論やSNSのあり方などが話題となっています。
SHOWROOM社長、前田裕二がANNに登場!
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【前田裕二のオールナイトニッポン】SHOWROOMの前田裕二社長がニッポン放送から24時間のSHOWROOMでの生配信に挑戦してきたが、夜中の前田さんはゲストをむかえ、一体なにを語るのか⁉#前田裕二 #前田裕二ANN #SHOWROOM #大倉忠義 #なにわ男子https://t.co/aIFZcGXn7d
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この日、ニッポン放送では開局65周年を記念して「ニッポン放送×SHOWROOMコラボ放送局~前田裕二プロデュースDAY~」と題し、動画配信サービスのSHOWROOMとコラボして様々な企画を実施。その中の1つとして、SHOWROOM社長の前田裕二さんがパーソナリティを務める特別番組『前田裕二のオールナイトニッポン』が生放送されました。
番組冒頭、前田さんは「アメリカ人の同僚に舐められないように、北米一辛いモンスターカレーを完食して、賞状を貰ったことがあります」と自己紹介。この功績のおかげで、アメリカ人から尊敬され、仕事が増えたというエピソードを語りました。
この情報はスタッフが調べたものだったそうで、前田さんは「よく調べましたね(笑)」と照れながらコメント。続けて、「それが前田裕二ということで、宜しくお願いします。"それが"、じゃないですね(笑)」と自らツッコミを入れ、笑いを誘いました。
大倉忠義が大切にしている考えは「自分がファンになること」
また、ゲストには関ジャニ∞の大倉忠義さんが生出演。二人は、「日本のエンタメやジャニーズの未来」を語るような間柄なのだそう。いつも話していることをラジオで話したら面白いのではないかと、この対談が実現したようです。
大倉さんは、関西ジャニーズJr.の人気グループ・なにわ男子のプロデュースも手掛けているということで、今回の対談テーマは「プロデュース論」。
プロデュースをする時は、ファンが求めることが第一とし、「自分がファンになること」を前提として考えるという大倉さん。それに加えて、自分にしか考えられない斜め上のアイディアを提供することが大切なのではないかと語ります。
それについて、前田さんは「めちゃくちゃわかります」と賛同。前田さんは続けて、「スタート地点は、ファンの方が何を求めているのかを正確に知ることってすごく大事ってことですね」とコメント。自分がファンの意見を知ることで、新たな需要に気付くことができると考えを述べました。
大倉忠義「裏側を見せすぎるのも良くない」SNSのあり方とは?
二人は次に、SNSやメディアが普及したことにより、昔は遠い存在だった人や物が身近な存在となっていることについても議論。
それについて大倉さんは「僕たちの裏側を見せすぎるのも良くないなっていうのもあって…」とコメント。全て流行に乗ってしまうのではなく、目的をもってSNSを使ったほうがいいのではないかと、SNSのあり方について意見を述べました。
それを聞いた前田さんは、「僕はもう完全に同意で。遠い存在で居続けることってすごい重要だと思っている」とまたも賛同。
前田さんは、ラジオについても同じように考えているそうで、ラジオがネットと組合わさることによって、身近な存在になっていくことに懸念を感じていると熱く語りました。
前田さんの想いを聞いた大倉さんは、「SHOWROOMやりながらもラジオの在り方まで考えてるって、すごいですね」と感心したようにコメント。
すると前田さんは、「僕、元々ラジオもテレビも大好きで。特にラジオは、寂しさに寄り添ってくれたというか…」と回答。
前田さんは小さい頃に、布団の中でラジオを聞いて、寂しさを紛らわしていたことがあったのだとか。今回の企画も、大好きなラジオがそのままで有り続けるために、ネットとちゃんと手を組むことが大事だと考え、実行されたようです。
前田裕二が作る濃密な時間に「ファンになりそう」の声
大倉さんと前田さんの、普段は聞けないような濃い話が聞ける大満足の内容となった今回の放送。
ネット上では、番組を聞いたリスナーから「魅力が強すぎる」「前田さんのこと全然知らなかったけどファンになりそう。愛がある」「今日のANNの密度が高過ぎる」「大倉の考え方がほんまにずっと好き。言葉の選び方とかも。このタイミングでアイドルのSNSについて言うの勇気いったやろな」「大倉さんの『ジャニーズがSNSをすること』についての考え方聞いてめっちゃ安心しました」などの声が上がりました。大倉さんが考えるSNSのあり方に共感する人も多かったようですね。
そして、リスナーのメールに、終始穏やかに優しく対応していた前田さん。もっとお話を聞いてみたいと思ったリスナーも多かったのではないでしょうか。
今回の放送はタイムフリーでも聴くことが出来ますので、聞き逃した方はぜひチェックしてみてくださいね。
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20191105010000
(文:藤峰あき)