4月19日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では「思春期に刺さった曲」を特集。20代のランキングで1位に輝いた欅坂46の「サイレントマジョリティー」について、作詞家のいしわたり淳治さんが語る場面が話題を集めました。
■いしわたり淳治、欅坂46『サイレントマジョリティー』を「凄い革命的なアイドルグループ」と絶賛!
このあとの関ジャムは
世代別青春ソング特集✨#いしわたり淳治#松尾潔#荒井由実#海援隊#松田聖子#尾崎豊#レベッカ#ZARD#スピッツ#浜崎あゆみ#MONGOL800#サスケ#レミオロメン#YUI#GReeeeN#米津玄師#Official髭男dism#関ジャニ∞#アンタッチャブル山崎#飯豊まりえ#関ジャム— 関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日) (@kanjam_tvasahi) April 19, 2020
今回の放送では「思春期に刺さった曲」をテーマに20〜50代からとったアンケート結果をランキング形式で発表。20代のランキングで堂々の1位に輝いたのは、欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」。
「サイレントマジョリティー」について、作詞家のいしわたり淳治さんは「曲のテーマ自体は自分対大人とか。自由とは何だろうみたいなことがテーマとはなってるんですけど、なんか、そういうテーマって、それまではロックバンドがどっちかというと取り扱うテーマだったと思うんですど」とこの曲のテーマを解説。
続けて、いしわたりさんは「でも、バンドマンって髪型も自由だし、服も自由だし、楽器も自由だし、なんだったら曲も歌詞も自由に書いていい、自由にパフォーマンスしてるじゃないですか」とロックバンドについて言及。
その上で、いしわたりさんは「それよりも同じ制服を着て同じような髪型をして、同じメロディーをユニゾンで歌ってっていう彼女たちの方が真実味として勝ってしまったていう感じがして。これって凄い革命的なアイドルグループだなって思ったんです。自由ってなんだってその格好で踊られた方がくるものがありますよね」とテーマ性の高い曲でデビューを飾った欅坂46の革新性を絶賛しました。
■丸山隆平が欅坂46を「現代の尾崎豊」と賞賛
いしわたりさんの話を聞いた関ジャニ∞・丸山隆平さんは「現代の尾崎豊的な感じだ」と「15の夜」「I LOVE YOU」など等身大の若者の気持ちを歌って名曲を残した尾崎豊さんと共通するものがあるとコメント。
すると、いしわたりさんは「そういうことだと思います。だから、多くの人に響いたんじゃないかなと思います」と丸山さんの意見に同意しました。
今回の放送について、ネット上では「青春ソングとして衝撃的。革命的なアイドルグループ。選んでくれてありがとう」「そんでもって関ジャム最高だった…AKBでも乃木坂でもなく欅のサイマジョが20歳の思春期に刺さった曲に選ばれてて嬉しかった」「欅坂46現代の尾崎豊って丸ちゃん良いこと言う」「いしわたりさんの欅楽曲歌詞解説永遠に聞いていたい…好きすぎる」などのコメントが上がっています。
欅坂46の「サイレントマジョリティー」について、いしわたりさんのロックバンドよりも同じ制服を着たアイドルの方が「真実味として勝ってしまった」という解説には納得した人が多かったようです。20代の若者と年齢の近いアイドルがメッセージ性の高い曲を歌ったからこそ、あの歌詞に込められたメッセージが刺さったのかもしれませんね。
(文:かんだがわのぞみ)