世界の人気者が初のコラボ♡「リサとガスパール」と「ハローキティ」の絵本がフランスで出版決定

投稿日:2018/10/24 16:49 更新日:

株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツと株式会社サンリオは、SCPがマスターライセンスを保有するフランス生まれの人気キャラクター「リサとガスパール」と、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の初のコラボレーション絵本が、2019年1月にフランスの大手出版社であるHachette Livre(アシェット・リーブル)より発売されることを、10月19日(金)にフランス・パリにて開催された「リサとガスパール誕生20周年パーティー」の会場にて発表いたしました。パーティー当日は、ハローキティのデザイナーであるサンリオの山口裕子もサプライズで登場し、フランスメディアの間でも大きな話題を呼びました。

このコラボレーションは昨年9月に発表した油絵の共同制作に端を発し、今年1月からグッズ販売を開始。これまで全国百貨店での期間限定ショップを中心に好評を博したことから、共同制作の第2弾が決定し、遂には絵本化の実現へと結びつきました。

今回のコラボでは新たに7点の油絵が共同制作され、前回の作品と合わせて1つのオリジナル・ストーリーが生み出される予定となっております。

20周年パーティーでのコメント

◆アン・グットマン(文)、ゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)夫妻より
来年はリサとガスパールが誕生してから20年になりますが、あっという間の20年でした。

リサとガスパールが誕生した年に長女が生まれました。その後、2人の子供が生まれ、本当に時間の流れを感じます。
最初の絵本を制作している時、長女はお腹の中。その子も今は大学生になりました。

リサとガスパールも誕生した時から、その姿や色も少しずつ変化してきました。
ただ描いている気持ちは、20年前から本当に楽しく描くことができ、今もそれは変わっていません。

ハローキティとのコラボレーションの話を最初聞いたときは本当にビックリしました。
だって、世界的に有名なのはもちろん、自分自身が子供の頃からよく知っているキャラクターですから。
もちろん、うちの子供たちもとても驚いていました!

だから山口さんに初めてお会いしたときは、本当に感動しました!

ハローキティがリサとガスパールの世界に描かれたとき、全く違和感がなく自然に調和がとれているのを見て、夢の中でもこんなコラボレーションが実現するとは思っていなかったので、本当に本当にうれしかったです。

オーラとカリスマ性のある山口さんですが、今回の制作のためにミーティングも含めて4回も渡仏して頂き、そして繊細に控えめに制作作業に没頭されていました。

とても素晴らしい作品に仕上がったと思っていますので、皆さん楽しみにしていてくださいね。

◆山口裕子より
リサとガスパール20周年おめでとうございます。

私が、リサとガスパールを初めて見たのは、2006年パスコのCMでした。なんと洗練されたキャラクターなんだろうという第一印象でした。そして、次に見たのは、阪急百貨店のクリスマスイメージキャラクターです。リサとガスパールは、油絵で描いていると知り、感動し、そして絵本の存在を知りました。

アンさんの書く温かいストーリーと洗練されたゲオルグの新鮮なタッチのキャラクターたちが、絵本のなかで生き生きしている。そんな世界でリサやガスパールたちとハローキティを会わせてあげたいという気持ちが年々膨らんでいきました。ハローキティは、2000年からキャラクターやブランドとコラボレーションをし続けていますが、絵本の世界観のなかでの合作という手法を取ったことは一度もありません。

昨年、5月、パリに行って直接アンとゲオルグにこのコラボレーションの話をしました。きっと驚かれたことでしょう。ゲオルグにとっては、自分の作品に私がハローキティを描き入れるわけですから。アーティストにとっては、自分の作品を何者にも触られたくないはずですから。。。。

ところが、アンもゲオルグもこの私の無謀な考えをOKしてくれました。
昨年6月、7月とパリに行き、南仏に行き、今年1月にその油絵を元に商品をつくり、先月9月に絵本の最終執筆でパリに行き完成しました。

どこの国に住んでいても、言葉がわからなくても、みんな友だちだよ。
このリサとガスパールとハローキティの絵本を世界中の子供たちに読んでほしい。

2018年9月にゲオルグ夫妻のアトリエで行われたコラボアートの制作風景


https://www.atpress.ne.jp/releases/168709/img_168709_2.jpg

新たに描き起こされたコラボアートの貴重な原画

パーティーの様子(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=_NjMUlmDV0s

「リサとガスパール」(Gaspard et Lisa)とは

アン・グットマン(文)、ゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)夫妻によって描かれた絵本シリーズのキャラクター。白いからだに赤いマフラーを巻いた女の子の「リサ」と黒いからだに青いマフラーを巻いた男の子の「ガスパール」は、うさぎでも犬でもない・・・とびきりキュートなパリの住人。人間の学校に通って友達はいっぱいだけど、ふたりは特別に仲良しな“永遠の友達”。遊びもいたずらもいつもいっしょです!

1999年にフランスで出版を開始し、日本では2000年から現在まで40タイトルの絵本が発売されており、累計販売部数は200万部以上に及びます。(2018年4月現在) 2010年には初のアニメーション(第1シリーズ:全51話)が完成。原作のあたたかな雰囲気をそのままに、パリに暮らすふたりとその家族たちが活き活きと描かれた新しいストーリーも加わり、幅広いファンに受け入れられ世界80ヵ国以上で放送されています。商品はファッション、ステーショナリー、モバイルグッズからペットグッズまで販売され人気を博しています。また山梨県の富士急ハイランドに隣接して世界初のテーマパーク「リサとガスパールタウン」が2013年にオープンしています。

そして2019年に生誕20周年を迎え、様々なイベントが企画されています。

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