直木賞作家・桜木紫乃、金爆・鬼龍院翔の歌詞を絶賛!「普遍的なところに創作の根っこがある」

投稿日:2020/10/23 12:38 更新日:

10月23日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」では、直木賞作家の桜木紫乃さんが登場。桜木さんがヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーのファンになった経緯を明かし話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■桜木紫乃が「プレミアムトーク」に登場

今回のゲストは「ホテルローヤル」などの作品で知られる直木賞作家の桜木紫乃さん。

桜木さんはゴールデンボンバーの大ファンで、ボーカルの鬼龍院翔さんとは「ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)で共演を果たしました。

そのことについて博多華丸・大吉の博多大吉さんが「いつぐらいからゴールデンボンバーのことはお好きですか?」と質問します。

すると、桜木さんは「この直木賞の直前ぐらいですね。娘が先にファンになりまして、お母さんちょっと聴いてみてって言われたのが今、流れている『抱きしめてシュヴァルツ』」とコメント。

■桜木紫乃、金爆・鬼龍院翔の歌詞を絶賛!「普遍的なところに創作の根っこがある」

続けて、桜木さんは「歌詞がいいんですよ。思ったことをストレートに伝えられるって。私たち結構こねくり回して文章を書いているから、できるだけストレートに伝えて、こう…すぐ分かってもらえるように書こうと思っているのに、それを邪魔をするんですよね。何かが…」と話し、作詞・作曲も担当する鬼龍院さんが書く歌詞の世界に惹かれることを明かします。

また、桜木さんは「でも、鬼龍院さんの歌詞は、私、『抱きしめてシュヴァルツ』も好きなんですが、『101回目の呪い』という不思議なタイトルの曲があって…。呪いなんですよ。だけど歌詞をよく聴いてみれば、サイモンとガーファンクルの『明日に架ける橋』という曲がありますよね。あれに、言いたいことはそのもの、そっくりなんですね」とコメント。

そのことも踏まえて、桜木さんは「もしかしたら鬼龍院さんって普遍的なところに創作の根っこがあるんだろう、そんな風に思って…。鬼龍院さん、いつも元気づけられています、ありがとうございます」と曲から元気をもらっていると、鬼龍院さんに感謝を伝えました。

■鬼龍院翔が桜木紫乃にメッセージ

今回、鬼龍院さんはインタビューに応じ、桜木さんにメッセージを残していました。

元気よくVTRに登場した鬼龍院さんは「僕、こういう変わったバンドをやっているので、小説を書いている方との接点なんてまるでなかったんですよ。突然ニュースでファンだということをお話しされていてすっごくビックリしましたね」とコメント。

続けて、鬼龍院さんは「お会いしてからは、やっぱ凄い方じゃないですか?僕の歌詞について、あの歌詞ってどう考えても登場人物が恋してる女性と恋されてる男性ともう1人いるんですよね、とかなんか言ってくるんですよ」と桜木さんとかわした会話を回顧します。

そのことを踏まえて、鬼龍院さんは「歌詞には明確に書いていないのに桜木さんはうっすらと感じとっていて、それを僕にマジで投げかけてきたんで『なんで分かったんですか!』と驚いたっていうのが…。やっぱ文章をやってる人ってどっか言葉の節々から書いてる人の心情とか読みとるんだなって、すっごく驚いたんですよね」と桜木さんの洞察力に驚いたと語りました。

今回の放送について、ネット上では「あさイチ初っ端から鬼龍院さん出てきた〜桜木紫乃さん素晴らしい金爆ギャ」「直木賞作家に歌詞を激賞されるキリショーすごいな」「抱きしめてシュバルツから入ったんだ!キリショーさんは、ほんと凄いんだよ…!101回目の呪い、まじ名曲だし!!」などのコメントが上がっています。

桜木さんがゴールデンボンバーのことをとても好きだということは、言葉の節々から伝わってきたのではないでしょうか。

また、鬼龍院さんが書いた歌詞の意味を読みとる桜木さんの洞察力は流石でしたね。

(文:かんだがわのぞみ)

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