6月2日、EXITのYouTubeチャンネル「EXIT Charannel」では、兼近大樹さんがこれまでに衝撃を受けた芸人について熱く語り、話題になりました。
(画像:時事)
■兼近が衝撃を受けた3組の芸人とは?
今回の「EXIT Charannel」では、普段テレビなどを見ない兼近さんが、芸人となって一緒に仕事をしていく中、衝撃を受けた芸人3組について語りました。
兼近さんが1人目に名前を挙げたのが、インディアンス・田渕章裕さん。
兼近さん曰く、田渕さんは漫才ではボケを担当しているが、ネタ以外のフリートークなどの場では、鋭いツッコみを入れてくるのだそう。
ボケもツッコみもできる田渕さんについて、兼近さんが「この人明るいバカな人だけじゃじないんだ! めちゃめちゃツッコむじゃん!」と、オールマイティな様子に衝撃を受けたと告白。
さらに「永遠にこんな人にはなれないな」と、自分との差を感じたと語りました。
■兼近「芸人の本物の凄さというか、シビれたんですよ」ひな壇に座る中川家を尊敬
2人目に名前を挙げたのが、中川家。
中川家と明石家さんまさんの番組「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)で共演した時の事を兼近さんは「芸人の本物の凄さというか、シビれたんですよ、収録中に」と告白。
続けて、「ちょっとナメてる部分もあったんで、おじさんだろ? って」とコメント。
兼近さんは「お笑い向上委員会」という番組が、中川家をはじめ、さんまさんと付き合いの長いメンバー同士の馴れ合いトークで成立している、という偏見があったそう。
しかし、実際に番組で共演すると、ひな壇に座る中川家が確実に笑いを取りに来るその姿勢に、衝撃を受けたとのこと。
「おしゃべりシーフードパイセン(さんまさん)が、『ヤバイな』ってなるときもあるんですよ」と、実際の現場ではさんまさんでもトークの流れが悪くなることがあると告白。
そんな時に、中川家に話を振ると、その場の空気を一転するほどの笑いを起こし、また元の状態に戻れるのだとか。
兼近さんが「全部、中川家さんが間を埋めてるんですよね。その信頼感というか、下り(ネタ)を何個も持ってるというすごさ」と、ひな壇で活躍する中川家を絶賛。
兼近さん曰く、中川家は漫才もできて、アドリブもできて、ロケでも完璧な振る舞いができる、全てにおいて完璧な存在であるとのこと。
そんな中川家に対して、兼近さんが「あれは、憧れのおじさん芸人」と尊敬の思いを明かしました。
■草薙は「オレが求めてた芸人像」憧れを告白
3人目に衝撃を受けた芸人として、兼近さんが名前を挙げたのは、ネガティブ漫才で人気の宮下草薙・草薙航基さん。
ピース・又吉直樹さんのような暗い存在ながらも、振られたら確実に笑いとなる言葉で返すお笑いスタイルに憧れを抱いていたのだそう。
そのことから、まるで又吉さんのようなお笑いスタイルの草薙さんを羨ましく思っていたとのこと。
しかし、草薙さんを知った当初は、その笑いを活かせていないこともあり、「たいしたことない」と決め付けていたのだとか。
草薙さんの現在の状況について、兼近さんが「どんどん成長していってて、一撃の破壊力で全てを凌駕するという能力がある」と、芸人として成長していることを評価。
さらに、「あれがね、オレが求めてた芸人像というか。最後に絶対に(話を)振られるじゃないですか? あれになりたかったな~」と、又吉さんのような存在に成長した草薙さんへの憧れを告白しました。
ネット上では「勉強熱心なところが凄く伝わってくる〜」「かねちーのお笑いに対する熱さとかがすごく伝わる!!」「凄い人を凄いって思える素直さが素晴らしいね!かねち」などの声が上がっていました。
同期である草薙さんのことを高く評価するなど、兼近さんのお笑いに対する真剣さと素直さがよく表れていたのではないでしょうか。
(文:ししまる)