2月28日放送の「あさイチ」(NHK総合)にバカリズムさんがゲスト出演。視聴者から寄せられた大喜利に関する質問へのバカリズムさんと博多大吉さんの回答が「すごい」と、話題となりました。
(時事通信フォト)
■バカリズム「友達はいないことにしている」深い理由…
番組では、過去にバカリズムさんが「友達はいないことにしている」と言っていたことについて、近江友里恵アナウンサーが「何故そんな風に言ったんですか?」とその理由を質問。
すると、バカリズムさんは「それには深い理由があって、前までは仲がいいと思っている芸人さんの名前を出していたんですよ。そしたら僕の名前を出した相手は僕のことを仲がいい人間として出さないんですよ。なんかすごい恥ずかしくって、勝手に言っているみたいで、それ以来、僕は仲のいい友達はいないことにしよう」と言うようにしているそう。
■「絆はずっとある」20代からの戦友はあの芸人!?
そこで、番組では"この人はバカリズムさんと親しいのでは?"と、バカリズムさんが20代の時に3年間一緒に暮らしていたバナナマンの日村勇紀さんにインタビューを実施。
日村さんはバカリズムさんにされたイタズラなど当時の思い出を語りました。そのVTRを見たバカリズムさんも「ずっと2人でコントをやっている感じでしたね」と、日村さんとは仲良く過ごしていたことを明かします。
そうしたこともあり「もう日村さん友達というか芸能界の親友?」と尋ねられたバカリズムさんは「僕も日村さんの名前を出していたんですが日村さんは、ケンコバさんをあげるんです。確かにプライベートではなかなかお会いできていないということもあるのでね。でも絆はずっとあると思います」とコメント。
一方で、日村さんもバカリズムさんのことを「やっぱ戦友のほうが近いですよ」と語り、20代の濃密な時間を過ごした2人は絆の深さを再確認しました。
■バカリズム&博多大吉が大喜利の思考回路を明かす
ほかにも番組では「"本当にイイ男"の見分け方」というお題で大喜利を実施。
放送中に博多大吉さんは「アメを最後までかまない」、バカリズムさんはイラスト付きで「どの焼き肉屋さんに行っても煙が絶対に当たらない」と大喜利を披露。
また、視聴者から「お題が出てからすでに回答が浮かぶ思考回路はどうなってるのか知りたいです」と質問が。
これに対して、バカリズムさんは「大喜利はある程度パターンがありますよね。なんとなく、大体こういう系統のお題だと、こういう方向性というのがざっくりあるような気がします」とコメント。
続けて、大吉さんも「"イイ男"と言われたら、その例題からどうやってずらしていくのか。ちょっとずらせば大喜利っぽくなる」とこの日のお題を例に解説。他にもバカリズムさんは「誇張した表現にするのかとか」と、大袈裟な表現も有効だと話しました。
バカリズムさんが出演した番組にはネット上で「朝っぱらから大喜利やってて和んだ」「大喜利でぽんぽん出てくるバカリズムと華大さんすごいなー。考えてみたけど全然思い浮かばないや」「あさイチの大喜利がほっこり笑えていい目が笑っている笑顔 こういうの欲しい。ケータイ大喜利地上波でSPやろうよ」などのコメントが上がっています。
「朝から大喜利は厳しい」と言いつつも、スラスラと大喜利が思いつく大吉さんとバカリズムさんは流石でしたね。また、日村さんとバカリズムさんの関係も素敵だと感じた人も多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)