9月26日の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)は「ツッコミ芸人が選ぶ このツッコミがすごい!!」と題した企画を放送。プロ目線でツッコミについて語る芸人たちが話題となりました。
中川家・礼二が語るサンド・伊達のツッコミの凄さとは?
今夜のアメトーーク!は…ツッコミ芸人が選ぶ「#このツッコミがすごい 」▽なぜアノ人が有能か?玄人目線で解説&熱弁▽大吉&礼二&小峠&土屋&粗品▽厳選14人…超マニア話▽華丸&塙…ボケ側の見解 pic.twitter.com/pLyZn8D8gR
— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) September 25, 2019
中川家・礼二さんがすごいと絶賛するのはサンドウィッチマン・伊達みきおさんの「無駄のないツッコミ」。礼二さんは、自身のスタイルとは真逆の伊達さんのツッコミについて、「一言でツッコミを入れて笑いが来るという、僕にないものがあり魅力的」と絶賛します。
また、博多大吉さんも「お互いの声質があんなにピタリと合うコンビはいない。伊達ちゃんのツッコミってずっと残るんですよ、そのかわり冨澤君のボケはドンドン消えていき、常に新しい状態でずっと笑っていられるのがサンドウィッチマン」とコメント。
他にも、大吉さんは短いフレーズで決める伊達さんのツッコミは、ツッコミ担当からすると「すべったら怖い」という恐怖感があるのに「絶対、外さない」と、短いフレーズだけで笑いをとる伊達さんのテクニックを称賛しました。
そして、ボケ代表として出演したナイツ・塙宣之さんは、野球に例えて最近の漫才のツッコミは球種が多すぎて「ボケに意味を持たしちゃう。ボケに必要以上に意味を持たせることで漫才が崩れる」と表現。
その上で「うるせえよ!」などのフレーズに代表される伊達さんのストレートなツッコミは「ボケからしたらめちゃくちゃ気持ちいい」と、ボケ目線で伊達さんのツッコミのすごさを解説しました。
霜降り明星の漫才は『フリップ芸の進化版』粗品のツッコミの斬新さとは?
ナイツ・土屋伸之さんがすごいと語るのは霜降り明星・粗品さんのツッコミ。「初めて見た時、マンガの吹き出しみたいなのが見えた。それぐらい見ている人がわかりやすい一言ツッコミを発明した」と粗品さんのセンスを絶賛します。
一方で、大吉さんはラジオでノンスタイル・石田明さんが語った言葉を引用する形で、「霜降り明星のネタはフリップ芸の進化版。粗品は前に出てお客さんと対話するようにツッコミする。一方で、せいやは動くフリップを果たす。新しい演芸」と霜降り明星の漫才の斬新さを解説。
最後に土屋さんは、粗品さんを見た時「ヤラレタ!」と思ったことを明かしました。自分は、シンプルなツッコミに憧れていたけど、それにたどり着けなかったため、余計にジェラシーを感じたと語りました。
また、大吉さんは人から好かれるキャラクターなど「せいやは粗品に足りない所を全て持っている」と、霜降り明星のコンビとしてのバランスの良さを褒めました。
「このツッコミがすごい!!」に第2弾に期待の声
視聴者からは、ネット上で「アメトーークのこのツッコミがすごい!!は、めちゃくちゃ面白かったまた第2弾やってほしい」「このツッコミがすごい!アメトーク面白かった」「アメトーークのツッコミ芸人が選ぶ『このツッコミがすごい 』おもろいなぁ…勉強になるわ。また見たい企画」などのコメントが上がっています。
趣味に関する企画も楽しいですが、今回のように、お笑い芸人が本業である漫才・コントのツッコミについて語る内容は深くて面白いと感じた方も多かったのではなでいしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)