2月27日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では、「僕らビミョーな6.5世代」芸人を特集。華々しい活躍を見せる"第七世代"に対しての"6.5世代"の悲哀に満ちた様子が話題を集めました。
■パンサー向井が泣いた夜とは?
今夜のアメトーーク!は『僕らビミョーな6.5世代』▽かまいたち&ジャンポケ&三四郎&パンサー▽霜降り&EXITら第7世代に危機感▽千鳥&オードリーら第6世代に入れない▽もしも第7世代の番組からオファーが来たら? pic.twitter.com/hbmgLQkiAE
— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) February 26, 2020
今回の企画は、「プレゼン大会」でジャングルポケット・太田博久さんのプレゼンが好評だったこともあり実現。
「("第七世代"に)危機を感じた瞬間」を問われた太田さんは、自分達がMCをしている番組で「初めてこういう番組でネタするんですって出てきたのがEXITだった」ことを明かしました。
それから1年ほどで、EXITは、ウッチャンナンチャン・内村光良さんがMCを務める「THE突破ファイル」にサンドウィッチマンらと肩を並べ出演。
その一方で、ジャンポケは再現VTR出演してEXITがそれを見ながらクイズする」逆転現象を見て、太田さんは「これは 新しい時代を感じました」と"第七世代"の躍進を肌で感じたとのこと。
後輩の"第七世代"がスタジオにいて、且つ後輩の役目はMC。そんな番組で、先輩の自分達がロケに出かけるというシチュエーションは"6.5世代"の共通の葛藤のようです。
パンサー・向井慧さんは霜降り明星・粗品さんがMCを務める番組でロケに出かけることになったことを振り返り「それ行って誰よりも頑張って『粗品美味しくね!』って言った夜、涙出ました。本当にもう悲しく… 悲しくなって。でもやらなきゃいけないっていう」と悲哀に満ちた心境を吐露。
また、2015年には「よしもと男前ランキング」で1位に輝いた向井さんですが、昨年のランキングではEXIT・兼近大樹さんが1位になった一方で、自分は43位に沈んだことについて「そこもやっぱ結構入れ替わりが激しい…」と嘆きました。
■かまいたち濱家『俺には山内がいる』2人のコンビ愛に"めちゃくちゃ素敵"と賞賛の声
悲哀を感じさせるコメントが多い中、ジャンポケ・斉藤慎二さんは「粗品と違うのは僕は濱家さんはイジられても完璧な返しができるっていう強さがあるんですよ。 その中で 回しもできるって僕、本当に最強だと思うんですよ。ネタもやっぱり山内さんが今日 『アメトーーク』やってればわかると思いますけど、全部100点のいわゆるボケをね、ちゃんと出してるわけですよ、このコンビは最強や!」と"6.5世代"の星としてかまいたちを絶賛。
しかし、かまいたち・濱家隆一さんは「今は立ち向かっちゃダメ"第七世代"に、失速を待つねん"第七世代"の失速を待て」と冷静にコメント。
この言葉に対して、斉藤さんは「濱家さんのその能力を知られないまま終わる可能性もありますよ」と、待ってるだけではダメだと訴えかけます。すると、濱家さんは「俺には山内がいるから大丈夫!」と相方・山内健司さんへの信頼を語ると、陣内智則さんも「ええコンビ愛やん」とかまいたちを賞賛。
続けて、濱家さんは「そういう… 信頼なのよ!だから 頑張ってよ!賞レースで。結果出てないもん!」と他の"6.5世代"に奮起を促しました。
かまいたちのコンビ愛にはネット上で、「アメト一ク6.5世代観た…俺には山内がいるって発言めちゃくちゃ素敵だ…」「俺には山内がいるから!って泣けたよ」「濱『俺には山内がいる!!』このワードだけで今日も頑張れる」などのコメントが上がっています。
胸を張って「俺には山内がいるから」と言える濱家さんと山内さんのコンビ愛は素敵ですね。
(文:かんだがわのぞみ)