6月11日、ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)第8話が放送。バスジャック犯を演じたSixTONES・京本大我さんの迫真の演技が注目を集めています。
(画像:時事通信フォト)
■京本大我の狂気と悲哀に震える…!どっちゃくそ褒められてるけど、こんなもん全員ファンなるわ
第8話ご視聴いただきありがとうございました🙇♀️
いよいよ9話からは真相編!
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— 日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』 (@LASTMAN_tbs) June 12, 2023
毎回、豪華ゲスト俳優陣と現代的な問題を含んだストーリーで楽しませてくれる『ラストマン』。
第8話の主な舞台は、福山雅治さん演じるFBI捜査官・皆実広見と、今田美桜さん演じる技術支援捜査官・吾妻ゆうきが乗った高速バスです。
皆実たちがバスに乗り込むと、奥の方の席で狂気の目を光らせる若い男性が。
それまでの空気を一瞬で恐怖に変化させるその表情にドキリとさせられます。
演じているのは第8話ゲストの京本さんですが、普段テレビで見せるのとは全く違う怒りに満ちた表情に、驚くとともに一瞬で釘付けになってしまいました。
彼は突然、銃を取り出し叫び声を上げ、吾妻を庇おうとした皆実の肩を銃で撃ちます。
そして、“清水拓海”と名乗り、バスジャックを開始。
乗客のスマホを使って自分の写真を撮らせ、SNSで拡散させるという不可解な行動を取ります。
さらに、清水は車内からノートPCを使って配信を開始。狂気に満ちた清水の行動から一瞬たりとも目が離せなくなります。
■「俺が一番ムカついてんのは…」犯人役・京本大我が魂の訴え!涙なしには見られない
なぜバスジャック犯の清水がそんな不可解な行動をしたのか。
それは、過去に起きた幼稚園で女の子が亡くなるという悲惨な事件の犯人と、同姓同名だったことが発端。
事件と全くの無関係にもかかわらず、勘違いしたネットユーザーから猛烈な誹謗中傷を受けることになってしまいます。
連日続くネットリンチのせいで、自身も家族もボロボロに。
つまり、清水がバスジャックをし、その様子を拡散・配信したのは、犯人への復讐と共に、自分と家族をボロボロにしたネットユーザーに復讐するためだったのです。
バスジャックを起こした経緯を明かした清水は、突然顔を配信中のカメラに向け、「俺が一番ムカついてんのは…今これを見て楽しそうにつぶやいてるお前だよ!」「その一言、一つの拡散で俺や母さんは殺されたんだよ!」と叫びます。
その表情は、確かに今までと同じように狂気があふれていましたが、どことなく悲しさも滲ませていました。
その何とも言えない京本さんの表情に、思わず泣きそうになってしまいます。
■京本大我の迫真の演技を視聴者も大絶賛「めちゃくちゃ拍手喝采」
警視庁捜査一課の活躍により、清水は無事逮捕。手錠をかけられた清水は、ノートPCの画面に向かってこうつぶやきます。
「俺がバスジャックの犯人だ…くれぐれも間違わないように」。
自分の時のようなネットリンチが行われないように、ネットユーザーに訴えた清水。
その時の京本さんの全てを受け入れたような表情に、涙せずにはいられませんでした。
第8話について、ネット上では「京本大我に引き込まれすぎてめちゃくちゃ拍手喝采なのにその語彙力が無いのが悔しい」「ここ(SNS)は誰もが加害者・被害者になりうる場所なんだと思った。大我君の演技凄かった」「声もただ叫ぶだけでなく怒り悲しみ絶望困惑が入り交じり短い時間にあれだけの変化の演技力は凄いと思った」といった感想が上がっています。
京本さんの迫真の演技が光った第8話。
また、ネット上の誹謗中傷という、現代的な問題も取り上げ、心に迫るストーリーとなっていましたね。
素晴らしい演技を見せてくれた京本さんには、これからもどんどん俳優として活躍の場を広げていってほしいです。
【番組情報】
ラストマン-全盲の捜査官-
https://tver.jp/lp/episodes/ep11muenku
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)