3月31日放送の「あさイチ」(NHK総合)では、NEWS・加藤シゲアキさんがゲストとして登場。小説家などマルチに活躍する加藤さんは、嵐・二宮和也さんに刺激を受けていたことを明かし、話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■親友・勝地涼が加藤シゲアキにメッセージ
VTRで登場したのは、加藤さんの友人の勝地涼さん。
勝地さんによると、2011年に出演した劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人」を加藤さんが鑑賞し、その日がちょうどNEWSのメンバー2人が脱退するタイミングと重なったことがあったとのこと。
加藤さんとの忘れられないエピソードについて、勝地さんは「本人としてはすごく色んな感情の中舞台を見に来ていて、客席で僕とか小栗旬くんとか演技をしているのを見て、『俺はああいう風にキラキラして場所には立てないのかもしれない』と感じたらしいんですね」と話を切り出します。
「みんがアクションとかやってる時に、『自分は何をやってんだろう』っていう思いをしながら、その日は劇場から歩いて帰ったエピソードが僕はすごい好きで、ちゃんと悔しいって思ってる。その時に泣きたかっただろうしとか、色んな感情が湧き出てきて、ちゃんと1個1個悔しいとか思ってるから、今のシゲがあると僕は思ってるので、その時に続けるっていう選択をしたりとかかっこいいんですよね」と、加藤さんへの思いを明かしました。
■ニノ、偉人の領域
加藤さんは「本当に嵐の皆さんからはたくさん影響を受けていて、大野智さんもすごく交流があったりとかす、ごく影響を受けてるんですけど…。動き出すきっかけの1つになったのが、二宮くんの話もあって」と、今後の活動について自問自答していた時に二宮さんから刺激を受けたことを明かします。
当時、二宮さんはハリウッド映画「硫黄島からの手紙」(2006年)に出演。
加藤さんは「何かやりたいと思ってるけど、何していいかわからない時代で、その頃。その時、テレビのインタビューする番組で二宮くんが出てて、二宮くんもメンバーが仕事があって、自分だけがない時があって、何かしなきゃいけないと思って、事務所に相談に行ったら、そこで映画のオーディションがあるからやらないかって言われて決まったのが『硫黄島からの手紙』」と、二宮さんが事務所に掛け合って映画が決まったエピソードを紹介。
「そん時に、自分から何かやりたいって言っていいなんて考えがなかったんですけど、常に受け身なわけですよね。何か良いもの降ってこないかなって思ってるんですよ。それってすごい贅沢だなって思って、自分から動き出そうとそれを見て思って。その日、夜の12時ぐらいだったんですけど、事務所の人に電話しまくって」とすぐに行動に移したそう。
その後、事務所の関係者と話し合うことになった加藤さんは、書くことなら何か面白いものが作れるかもしれないと、小説を書き始めることになります。
加藤さんは「行動するっていう、自分から動かなきゃ誰も動いてくれないっていうのは、すごく二宮さんの言葉にハッとしました」と、二宮さんから自分から動くことの大切さを学んだことを明かしました。
今回の放送にはネット上で、「加藤シゲアキくん出てるあさイチニノや大野くんの話してくれた」「ニノは自分のためというよりは嵐に還元できることしかやらなかったしね」「ニノのエピきた!」などのコメントが上がっています。
二宮さんの言葉から、自分から動くことの大切さを学んだという加藤さんのエピソードが素敵でしたね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)