3月28日、お笑いコンビ・ロザンのYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」では、ペンギン池落下騒動について議論する動画を公開。
(画像:時事)
宇治原さんといえば、京都大学卒で幾多のクイズ番組で優秀な成績を残してきたことでも有名。MENSAのメンバーとしても知られており、知能指数 (IQ) が158以上だとも言われています。
そんな頭脳明晰な宇治原さんが今回の騒動をどのように整理したのでしょうか。
ペンギン池落下騒動!ロザン宇治原は…
話題は、24日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で那須どうぶつ王国から生中継を行った際に、オードリーの春日俊彰さんが池に数回故意に落ちたことで、物議を醸している件について。
スタジオで春日さんの中継を見ていたMCの加藤浩次さんが「落ちんなよ!」と声を掛けていたことから、27日の放送で加藤さんは「春日君に“フリ”で落ちなきゃいけない状況に追い込んでしまった」などと謝罪していました。
問題となっている映像を見たという宇治原さんは、中継時、春日さんが落ちる前に、後ろにペンギンがいないか、当たらないよう確認していたこと、また、それでも池の周りにいたペンギンたちは春日さんが落ちた瞬間に驚いている様子だったことを説明し「正直、感覚としては僕はやらない方がいいという風に映像を見た時に思いました」とコメント。
続けて「ただ、僕は記事を見てから(映像を)見ているので、フラットに見れていたかは自信はないですけども」と前置きしつつ「その記事を見ずに映像を見てても、『え?これ、大丈夫?』とは多分思ったと思います」と一視聴者としての意見を吐露します。
そして「僕は専門家じゃないから分からないですけど、素人の感覚として動物にストレスはかかったんじゃないかという風には映像を見たら見えました」と指摘しました。
宇治原「現場は仕方がなかったという声も違うなと」
とはいえ、宇治原さんは「この件が誰の責任だったのかっていうのは決めることは出来ない」とし、番組・MC・現場「それぞれの立場での責任がある」と意見します。
また、この件に関し、時間の経過と共に、誰がどういう風に謝罪したか、また謝罪をしていない、など批判の方向が変わってきているとし「どっか一部に対してっていうのは僕は違うと思うんですけど、一番最初のところの雰囲気、要は時間があまり経つ前の雰囲気で言うとね、先輩に降られたらとかカンペが出てたら、やらざるを得ないだろうという意見も結構あったんですけど、みんながそれぞれに責任があると思うので、現場は仕方がなかったという声も違うなと」と持論を展開。現場を擁護するのは違うとします。
さらに、宇治原さんは、もしその状況になった際には「ノリ突っ込みでしょうねと思う」とコメント。もし、自分の場合ならMCのフリに対し「絶対あかんでしょ」と突っ込む流れを選択したとします。
すると、これに菅広文さんは「“絶対やったらアカンこと”に“やってくださいね”っていうボケなんかなと思ったり…」と反応。
菅さんはMCの加藤さんはフリではなく、ボケとして言っていたのではないかと思っていた様子。
これに宇治原さんも同調しますが「これは分からないです。これは分からないです」と、後日加藤さんが「春日君に“フリ”で落ちなきゃいけない状況に追い込んでしまった。反省しなければならない。MCとして配慮が足りなかった」と謝罪していることから、本当のところは分からないとしました。
視聴者からは、さまざまな声
今回の動画に対し、ネット上では「スタジオにいる大先輩の芸人のMCからフリがあって、それでも池に落ちずに別な方法で笑いを取ったとしたらその芸人さんはかなり肝が据わっていて腕があると思います」「芸人さん同士で『やっちゃいけないけど、やっていいこと』があっても、それに一般人や動物が絡んでくる場合は、しっかりと打ち合わせしないといけないって事なんでしょうね」「お二人は演者の立場なのに偏りのない意見を発信されてすごいなって思います」などと声があがっていました。
さまざまな意見が飛び交っている今回の問題。宇治原さんのノリツッコミで返すという方法には驚かされました。
【番組情報】
ロザンの楽屋
https://www.youtube.com/watch?v=xeAGAMzYCLc
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)