毎週土曜放送のラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。1月7日の放送では、福山雅治さんがかつて大人気プロレスラーとして活躍したアントニオ猪木さんとの思い出を語りました。
(画像:EPA=時事)
■福山雅治、上京して初めて出会った有名人はアントニオ猪木だった!?
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— 福山雅治 (@BROS_1991) January 7, 2023
男目線で好きな男と嫌いな男を語っていくことになり、福山さんはアントニオ猪木さんの名前を挙げました。
猪木さんはかつてプロレスラーとして活躍しただけでなく、引退後は政治家としても活動。
「元気ですかー!」といった名言で数多くのテレビにも出演していたスターでしたが、2022年10月1日に心不全のため79歳で亡くなりました。
福山さんは上京してから初めてアルバイトをしていたピザ屋さんに猪木さんが来たことがあるらしく、当時の福山さんにとっては初めて会った有名人だったそうです。
「みんなで集合写真撮って。僕その写真ずっと持ってたんで」と、その思い出を明かしました。
■福山雅治、アントニオ猪木さんとの“ビンタ未遂事件”一部始終を告白
福山さんが歌手と俳優としてスター街道を駆け上がった後、2000年に猪木さんの著書「馬鹿になれ」が発売された際には、対談を行ったそう。
アルバイト時代の思い出である集合写真を持って対談に向かった福山さんは、「僕、昔お会いしたことがあって、サインいただいてもいいですか?」とお願いをしたんだとか。
猪木さんから写真の裏にもらったサインを「宝物なんですけど」と話した福山さんは、「(対談は)ラジオも絡めてたんで。ラジオで、僕も猪木世代ですから。猪木さんの話をずっとしながら、『まずはじゃあ、ちょっと景気付けに、元気ですかということで、ビンタいただいてもいいですか?』ってお願いしたの」と、対談時のエピソードを続けます。
しかし、猪木さんの行動が予想外のものだったそう。
「猪木さん、ビンタしてくれなかったの。『元気ですかー!』って言って、空振り。気遣いしてくださって」と話しており、猪木さんのビンタが未遂に終わった事件を明かしました。
■福山雅治が明かすアントニオ猪木の“上質な気遣い”「むしろ優しさだったり…」
当時、ビンタが未遂に終わった後の福山さんは、「でも本当はビンタしてほしかったんですけど」と感じていたそう。
「でも、今となってはビンタしていただけなかったことの方が上質な気遣いだったなという風に、数多ビンタされている人の中で、何かこう、ビンタしたくないと思ったのか、する必要ないと思ったのかはちょっとわからないですけど」と話し、猪木さんなりの気遣いに気が付くことができたと話します。
「ラジオだからいいんじゃないかということなのか。ちょっとわからないんですけど、ビンタをしていただけなかったことが、むしろ優しさだったり、質の高い気遣いをしていただいたのかなと。印象的でしたね」と、スーパースターの優しさを明かしました。
「多分、会った人全員が話したくなる人っていうのが、スーパースターの条件ですからね」と補足しています。
ネット上では、「猪木さんとましゃのご縁の話」「上質な気遣い。じーんとくる」といった反応だけでなく、「みんなが猪木さんにビンタを貰いに行くのんって、浜ちゃんに頭どつかれに行くのと同じ心理かしら」との声も見られました。
福山さんと猪木さんの馴れ初めの話、そしてビンタ未遂事件における猪木さんの優しさなど、福山さんが猪木さんに対して抱いているリスペクトが強く感じられる話でしたね。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)