12月28日に放送された「映画『Dr.コトー診療所』公開記念『Dr.コトーラジオ』」(ニッポン放送ほか)には、映画出演者がゲストとして登場。柴咲コウさんや生田絵梨花さん、筧利夫さんが過酷な撮影現場を振り返り、話題になりました。
(画像:時事通信フォト)
■生田絵梨花、クランクインして変わったこととは?
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映画「#Drコトー診療所」公開記念ラジオ特番📻
『#Drコトーラジオ』🚲
\12/28(水)16時〜
パーソナリティ #筧利夫
ゲスト #吉岡秀隆 #髙橋海人 #柴咲コウ #生田絵梨花 #泉谷しげる #小林薫記事⏩https://t.co/j8w4AlUnDo#radiko
— radiko (@radiko_jp) December 27, 2022
劇中では、主人公・五島健助(吉岡秀隆さん)の妻・星野彩を演じている柴咲コウさん。生田絵梨花さんは診療所で働く看護師・西野那美役を演じています。
今回の番組では「『Dr.コトー診療所』で役を演じてみて今までと変わったことは?」との話題に。
生田さんは「私は16年前とかでも9歳だったんですけど、小学生ぐらいで再放送を観ていて最初はもう『わ、観ていたキャラクターたちだ』『大先輩だ』って結構緊張してた」と現場入りした時の心境を告白。
しかし、いざ撮影が始まるとスケジュールがかなりタイトだったようで、生田さんは「ずっと撮ったりとか何回も同じところをやったりとか」と忙しく過ごしているうちに「シャンともしてられなくなってきて」と背筋を伸ばしたままではいられなくなったそう。
そんな時に、吉岡さんから「寝られる時に寝ときな」と優しい言葉をもらったという生田さん。「まさかの先輩方を前に長椅子に横になってなんかすごい……思いっきり寝ちゃう」ことがあったと言います。
そして、生田さんは「今までと変わったこと」としてテレビの前の一視聴者から「本当に仲間として一緒に戦う」戦友のような感覚に変わったと明かしました。
■柴咲コウの衝撃的な一面を暴露!「まだまだ生温い」撮影中に真顔で
柴咲さんは、生田さんの姿に「そういうの見れて私はよかったですよ」「だってそうじゃないと身が持たないもん」と声をかけます。
生田さんは「失礼なんじゃないか」と心配していたようで、柴咲さんの言葉に安堵。また、劇中で市の職員・和田一範を演じている筧利夫さんは「柴咲さんはスーパー協力な人なんでね」と絶賛します。
そして、筧さんは2006年の撮影現場を振り返り「俺未だに覚えてんのがメイクルームでね、みんなでね朝までずっとやって大変な時にね『大変だね』って話してた時に柴咲さんがその時真顔で『まだまだ生温い』って言ったの」と柴咲さんとのエピソードを明かしました。
これには生田さんも「えー!」「つよ」と驚愕。柴咲さんは「言いました?」と覚えていなかったようで、筧さんは「言いました」と改めて伝えたうえで、柴咲さんのその一言で「どういうすごい現場でやってきたんだろう」と思ったのだと語ります。
すると、柴咲さんは「深作欣二監督とかとやってるからかな」とボソリ。生田さんは「まだまだでした。生ぬるかったです」と反省するのでした。
■『Dr.コトー診療所』撮影は過酷だった!柴咲コウ「そのうち食料も尽きるかもしれない」
一方で、柴咲さんはこの作品を通して変わったことは「忍耐力」だと言います。
『Dr.コトー診療所』シリーズの初めの方は「こんなに時間かかってオンエアも間に合わないよ!」という状況があったそう。
体力も気力も削られたそうですが、シリーズ開始から19年が経ち、今回は「1日目は倒れそうだったんだけど、2日目は大丈夫で3日目まだまだイケると思いました」と放送開始の2003年との変化を語りました。
また、撮影は与那国島で行われていたため、台風などの影響で撮影ができないこともあったそう。「宿の外に出るのも困難」な時もあり「そのうち食料も尽きるかもしれない」という危機的状況もあったとのこと。それほど、離島での撮影は過酷だったことを明かしました。
ネット上では「過酷と言われているコトーの現場で、筧さんは以前柴咲さんの『まだまだ生温い』と仰っていたのを耳にして驚いたそうなのだけど、いや〜ほんと凄いな…!」「メンタルがつよい柴咲さん好きすぎる」「『まだまだ生温い』かっこええ…」などの声が上がっています。
「まだまだ生温い」という一言から柴咲さんがこれまで幾度となく過酷な現場を潜り抜けてきたことが読み取れましたね。そのまさかの言葉に驚いたリスナーも多かったようです。
【番組情報】
映画「Dr.コトー診療所」公開記念「Dr.コトーラジオ」
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(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)