12月18日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)では、新人歌手・十明さんを映画『すずめの戸締まり』の主題歌『すずめ feat.十明』に起用した理由が場面がありました。
(画像:時事通信フォト)
■RADWIMPS野田、TikTokでDMスカウト!?『すずめの戸締まり』歌手のシンデレラストーリーが凄すぎた
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— 関ジャム完全燃SHOW【公式】(テレビ朝日系) (@kanjam_tvasahi) December 18, 2022
今回は、前回放送した新海誠監督の作品特集の延長戦を放送。
前回に引き続き、新海監督とその3作品の音楽を担当したRADWIMPS・野田洋次郎さんが出演しました。
『すずめの戸締まり』の主題歌『すずめ feat.十明』は、野田さんが作詞・作曲したRADWIMPSの作品ですが、ボーカルを務めるのは野田さんではなく新人歌手の十明さん。
そこで、スタジオでは新海監督と野田さんに対し「どういう意図で十明さんをボーカルに迎えたのか」と質問が。
新海監督は、この楽曲を野田さんから受け取った時から「ボーカルは女性なんじゃないか…」と考えていたそうで、野田さんも「全く新しい匂い、空気をこの映画に送り込みたい」という想いから女性ボーカリストを探したのだとか。
そして、野田さんは「そこから物凄く時間をかけて、友達やレコード会社や色んな人に声を掛けて、オーディションもして。SNSもひたすらスタッフと手分けして…そこからTikTokで自宅のクローゼットに入ってポツポツと歌っていた十明って子がいて。オーディションに来てくれませんかっていう話もして」と、TikTokで活躍していた十明さんを発掘した時の裏側を明かしました。
■映画『すずめの戸締まり』主題歌『すずめ feat.十明』を野田洋次郎が自ら歌わない理由がすごかった!?「この人に歌われるために生まれてきた」
十明さんを含めた5人が残っていた最終オーディションには新海監督も訪れたそうで、その
時のことについて新海監督は、「十明さんが1番…ほとんど泣き出しそうになりながら…」と、初めての環境に戸惑う十明さんの様子を振り返ります。
というのも十明さんは、これまでiPhoneで自分の歌を録音し、SNSで発信していたことから、レコーディングは疎か、マイクの前で歌った事も無い状態だったそう。
そのため、野田さん曰く、十明さんは「初めて来て声も震えて『何が起きてるんだろう』みたいな感じ」でオーディションに参加していたのだとか。
しかし、そんな声が震えていた十明さんに対し、野田さんは「今日はここまでで大丈夫です。でもボイトレ受ける気はありますか?」と声を掛けていたそうで、新海監督は「もう決めたんだと思いました」と、その時点で野田さんが十明さんに決めていると感じたと言います。
そこで、決め手を問われた野田さんは「すごい感覚的なんですけど、この声でこの曲は歌われるべきなんだなっていうのをもうわかって」「この人に歌われるために生まれてきたんだっていう感覚が…」とコメント。十明さんを抜擢した理由を明かしました。
この話についてネット上では、「十明さんシンデレラストーリーすぎてやばい」「十明さんが、発信してる人だったから見つけられたってのがすごい…」「十明さんの発掘秘話、面白かった!」といった声が。興味深く聞いていた方が多かったようです。
野田さんの「この人に歌われるために生まれてきた」という言葉が印象的でしたね。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/lp/episodes/epi4p0ma0e?p=324
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)