10月30日、歌手の鈴木雅之さんがパーソナリティをつとめるラジオ「鈴木雅之 FUNKY・BROADWAY」(NACK5)では、ソウル・ミュージックの祭典『SOUL POWER』についてトーク。先日無事にファイナルを迎えたことへの思いを語りました。
(画像:時事通信フォト)
■『SOUL POWER』鈴木雅之が15回も続けられた“理由”
鈴木さんやゴスペラーズらアーティストがホスト役となり、2006年から開催されてきたソウル・ミュージックの祭典『SOUL POWER』。今年で開催15回目を数え、先日の公演でファイナルを迎えました。
鈴木さんによると「3回ぐらいまでやった時にね、3回ぐらいまでかなと思いながらも、いやいや5回までいこうかって段々ノリが出てくる」と、当初は3回ほどの開催予定だったものがどんどん回を重ねていったそう。
さらに「で、5回までクリアした時に、ひょっとして10回まで行けたらすげーなとか」と、5回目以降も公演を続けることになり、10回目まで開催。鈴木さんとしては、10回目で終わらせるつもりだったと言います。
ところが「10回やり終えた時ちょうど俺が還暦の時だったの。そうするとね、一番なんか自分がクリアした還暦ソウルみたいのとリンク」したという鈴木さん。還暦を迎え、まだまだ『SOUL POWER』で出来ることがあると思ったそう。
また、10回目公演の打ち上げの時、鈴木さんが他のアーティストを見ると「全員がやりたい目」をしていたのだとか。その目を見た鈴木さんは「『あと5回やろうか』って言っちゃったの」と、勢いで15回目までやると宣言してしまったと明かしました。
■『SOUL POWER』ファイナルを迎えた鈴木雅之、感謝を語る「素晴らしい仲間たちに巡り会えた」
今年で無事15回目を迎えた『SOUL POWER』ですが、途中コロナ禍で2年間開催できない年もありました。
鈴木さんは「やり終えることができて、とってもね、素晴らしい仲間たちに巡り会えたっていう」と、宣言どおり『SOUL POWER』のファイナルを迎えられたことに感謝の言葉を口にします。
また『SOUL POWER』には国内外問わず多くの有名アーティストが出演。ゲストのギタリスト・武内亨さんは、印象に残った出演者としてシンガーソングライターの故・柳ジョージさんを挙げます。
「楽屋でポツンと2人の時とかがすごいあって、すごいお話をさせてもらって。俺的には本当にありがたい」と武内さん。その2~3年後に柳さんは亡くなりますが、その年の『SOUL POWER』では柳さんのギターをロビーに展示。
鈴木さんは「一緒になんかね、その年を、ステージをやったっていうね、そんな思い出があったり」と振り返ります。
■三浦大知、Little Glee Monster…人気アーティストへの登竜門だった
『SOUL POWER』には、その年の新進気鋭のアーティストが登場したことでも話題に。かつては三浦大知さん、Little Glee Monsterらが出演したことも。
鈴木さんによると「ソウルパワーサミットのステージを機に結構ブレイクしていくという、そういう感じもあったんだよ」とのこと。新人アーティストの“登竜門”的な位置づけでもあったのだとか。
そんな『SOUL POWER』について、同窓会的な意味で再び開催されるかもしれないと語る鈴木さん。
すぐには難しいかもしれなせんが、是非また『SOUL POWER』を開催してもらえたら嬉しいですね。
【番組情報】
鈴木雅之 FUNKY・BROADWAY
https://radiko.jp/share/?sid=NACK5&t=20221030220000
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)