毎週土曜の深夜に放送されているラジオ番組「BUGGY CRASH NIGHT」(FM802)。7月9日の放送では、JIROさんが20歳だった当時の出来事を振り返り、話題となっています。
(画像:AFP=時事)
■会社員時代のJIROはロン毛で営業をしていた?
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深夜1時から📡ON-AIR#FM802 「BUGGY CRASH NIGHT」
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"Room B"、
"GLORIOUS NIGHT CRUISE"では
1991・92年を音楽とともにプレイバック!今夜のオンエアも
サントリー ザ・プレミアム・モルツと一緒に楽しんで下さい🍺バギクラスタッフ
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— Buggy Crash Night (@bcn802) July 9, 2022
今回の番組でJIROさんは20歳だった1992年、会社員として働いていた時を振り返ります。
当時のJIROさんが出世間近だったという噂について「出世はまだこの時点では、するあれではなかったね。まだ会社に入って1年も経ってないんだから」と否定しました。
「ただ、そこの印刷所の所長にすごい気に入られてて。その頃すごい髪長かったんですよ。後ろで縛ってて、営業回りとかしてたんだけどね。それでもね、怒られなかった。それくらい気に入られてたんだよね」と、社内での評判が良かったことを明かします。
「普通だったら『髪切れ!』っていう風に言われたと思うんだけど『和山、髪切る気ないのか?』って言われて『すいません、バンドやってるんで』って言ったら『わかった』って感じだったんですよ」とJIROさん。
「なんだけども、僕自体がね、会社の仕事がすごく楽しくなってきてね。このままだったらバンドやらなくなっちゃうなと思って」と当時の葛藤を明かすと「親にはね、なんか3年間モノにならなかったら帰ってこいって言われてて。函館には帰りたくないなって感覚があって。東京が楽しすぎてね」と話し、バンドだけで食べていく決意を固めたそうです。
「なので、意地でもちょっとバンドでなんらかの結果を残さないとなと思ってて。それで会社辞めたんだけれども」と、会社員を辞めるまでのエピソードを話しました。
■JIRO、GLAYじゃないバンドでデビューする可能性もあった!
当時は1人のボーカリストと一緒に色々なバンドのセッションに参加していましたが、それぞれの「やりたいこと」へのズレから、「お互い別々の道を歩もう」ということになったというJIROさん。JIROさん自身はハードロックをやりたかったものの、童顔が原因でなかなかその理想を叶えられなかったと言います。
そこで、音楽のジャンルを限定せず、手当たり次第に「ベース募集」という条件でバンドのセッションに参加。そんな中、JIROさんはあるバンドと出会います。
「一個、すごくプロ意識が高くて、バンドの楽曲とかもちゃんとしているところがあって。そこの人たちから僕気に入られて、デビューの話もあるかもしれないから『是非ウチでやってくれないか?』みたいなことを言われたんだけど」と話しました。
しかし、JIROさんはそのバンドで成功する将来像が見えなかったそう。「なんかこう、あまりそのバンドでうまくいくイメージが湧かなくて、お断りしたってこともありました」と、当時の決断を明かします。
「もしそこのバンドを選んでたら、別の道に行ってたと思うんだけど」と話し、現在のようにGLAYの一員として活動していなかった可能性があったことに触れました。
■JIRO、今でもGLAY正式メンバーでは無かった!「加入の返事はしてない」本人が明かした真相とは?
GLAY加入のきっかけは、函館から上京したバンド仲間たちと、新宿ロフトにGLAYのライブを見に行ったときのこと。
打ち上げの現場でTAKUROさんと話をする中で「JIRO今何やってんの?」と近況を尋ねられたJIROさんが「特になにもやってなくて。オーディション行ってるって感じで」と返すと、TAKUROさんは「実はさ、うちのベース来月で辞めるんだよね」「ちょっと、日程とかあったら手伝ってくんない?」と、JIROさんを"サポートメンバー"のような扱いでGLAYに勧誘しました。
JIROさん自身は社交辞令のようなものと思っていたそうですが、その3日後にTAKUROさんから連絡があり「JIRO、GLAYに入る気ない?」と、正式なメンバー加入の誘いを受けたとのこと。
しかし、JIROさんの返答は「その時のGLAYの音楽って俺は全然わからなかったから『ちょっと考えさせてください。もちろん、ライブは手伝います』」というもの。
「その後、正式なメンバーの加入の返事はしてないっていう」と、明確に「入ります」という返事はしていないものの、GLAYのメンバーとなってしまったエピソードを明かしました。
ネット上では「JIROくんは未だにサポートメンバー?」「リーダー、JIROちゃんを誘ってくれてありがとう!」「リーダー、JIROちゃんをGLAYに入れてくれてありがとうございます!」など、当時のTAKUROさんに対する感謝の言葉が多く見られました。
JIROさんがGLAYのメンバーになるまでの過程が細かく話されていて、新鮮でしたね。正式なメンバー加入の返答をしていないという事実に驚いた人もいたのではないでしょうか。
【番組情報】
BUGGY CRASH NIGHT
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)