毎週月曜日の深夜に放送されているラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」(ニッポン放送ほか)。5月16日の放送では、R-指定さんが歌詞をどのように考えているのかを語り、話題となっています。
■R-指定、作詞時には「空見ないと書けないよ」DJ松永思わず「キッモ」
Creepy Nutsのオールナイトニッポン、今週もありがとうございました!#cnann
【radikoタイムフリー】https://t.co/Cvw1hXLvPA pic.twitter.com/XTRuk2ra8q
— Creepy Nutsのオールナイトニッポン【毎週月曜25時〜】 (@creepynuts_ann) May 16, 2022
放送日がフラワームーンの日であったことから、DJ松永さんはR-指定さんに「空見る?」と問いかけます。
R-指定さんは頻繁に空を見るのだそう。DJ松永さんは「キッモ」とバカにしますが、R-指定さんは落ち着いた口調で「松永さん、俺作詞家やねんか、一応。物書きは見るかも」と自身の行為を正当化しました。
それでも、松永さんは笑いながら「やっぱさ。(歌詞が)降りてくる時ってあるじゃん。物理的に降りてくんの?」と質問すると、R-指定さんは「言葉自体でね。こう文体で降りてくる。空見ないと書けないよ」と応戦します。
「マトリックスの映像あるやん?文字がブワーッって滝のように降りてくる。あの感じまんま」と続け、スタジオを爆笑の渦で包みました。
■空から降りてくる歌詞、その速さは「スカイフィッシュ」以上? R-指定「肉眼でなかなか捉えられへん」
松永さんも食い下がらず「歌詞が思いつかなくて納期が間に合わないとかって過去にあったじゃないですか。あれはどういうことなんですか?」とR-指定さんに尋ねます。
「あれは全然その、降りて来てんねんけど。選ぶんやけどその、降りすぎて。ビューンって(歌詞が)流れていくのが速すぎて、ちょっと選んでる作業に時間がかかってる」と説明するR-指定さん。
「(未確認動物の)スカイフィッシュくらい速い?」という松永さんの質問に、R-指定さんは「もっと」と即答。その速すぎる流れをリスナーに想像させつつ、R-指定さんは「肉眼でなかなか捉えられへんな。『降りた!降りたけど、今なんて書いてたかな?』って」と、なんとか話を続けます。
ちなみに、R-指定さん曰く、素晴らしい歌詞だけでなく「ゴミ歌詞」も一緒に降りてくるそう。「そん中から選ぶのがめっちゃ難しいんよ」と、ファンタジー全開で自身の感覚を明かしました。
2人の一連の「おふざけ」に、ネット上では「ゴミ歌詞も一緒に降ってくるは草」「使えないけど画期的なゴミ歌詞とかもあるんやろうな」「ゴミ歌詞も降ってくるww降りてくるって素晴らしいのだけじゃないのか」といったファンの声が見られました。
■歌詞が降りてくるのは「フィーリング」も、DJ松永は納得せず
その後も2人のやり取りは続くも、R-指定さんが「まあ感覚やからな。感覚の話ではあるから。そう。感覚。フィーリングの話やから」と話をはぐらかします。
DJ松永さんは「ズル!ズル!もう無くなったってことじゃん。もうこれ以上言わないで、もうこれ以上突っ込まないでってことじゃん」と反応。最終的に話は抽象的な方向へ向かい、うやむやのまま終わりました。
R-指定さんの発言は全て作り話なのか、それとも天才故の感覚なのか。凡人には到底想像できないようなエピソードと、2人の絶妙な掛け合いが面白かったですね。
【番組情報】
Creepy Nutsのオールナイトニッポン
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20220517010000
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)