2月24日、歌手の宇多田ヒカルさんのYouTubeチャンネル「Hikaru Utada」では、宇多田さんがファンからの質問に答える企画「ヒカルパイセンに聞け!」の動画を公開。子育てのコツから苦手な物まで幅広い質問に回答し注目を集めています。
■宇多田ヒカル流の自己肯定感の高め方、褒めるだけはNG?「逆にくじけやすくなっちゃう」本当の自信を育てるコツとは
今回の動画の内容は、23日に行われたInstagramのライブ配信をYouTubeで公開したものでした。
宇多田さんの元にさまざまな質問や相談が来ますが、中には「子どもの自己肯定感を高めるコツはありますか?というか、高くあるべきだと思いますか?」という子育てに関する相談も。
「年齢によってステップがあるんだよね、いろいろ」と答える宇多田さん。
そして「根拠のない自信が確かあってもいい時期があるっていうか、そういう入口もあるんだけど、その後気を付けなきゃいけないのは、いくつになってもただ根拠のない自信だけあっても、いつかくじけたときに逆にくじけやすくなっちゃう」と、気を付けるべき点をアドバイス。根拠のない自信ばかり育てても、本当の自信にはならないと言います。
宇多田さんが気を付けているのは「何かその結果を褒めるんじゃなくて、プロセスを褒めるように心がけてます」「もしくはディテール、ピンポイントで、抽象的なことじゃなくて『ここが素敵だね』とか」とのこと。
プロセスを褒めるというのは「なんか出来た、あぁすごいね、素敵なものが出来たね、じゃなくて。何かで勝った、あぁすごいね、じゃなくて『あ、頑張ってたもんね』とか『練習してたもんね』とか」と、頑張った過程を褒めることだと言います。
「難しくてなかなか出来なくて苛立っちゃってやめそうになったけど、諦めないで頑張ってたみたいな流れがあったら、『難しかったのにあきらめないで頑張ったもんね』とか『すごいじゃん』ってそういうことを褒めてます」と、宇多田さん流の褒め方をアドバイスしました。
■「いいやり方があったら教えて」ファンに呼びかけ
また、別の視聴者から「ヒッキーはこれやるの嫌だなっていうのはありますか?」との質問が。
「これ前答えたかな?ほんっと嫌なんだけど」と嫌そうな顔をする宇多田さん。「掛け布団のカバーを付けるのがすっごい苦手で」と打ち明けます。
「何か上手いやり方があるのは分かってるんだけど、多分調べればすぐ出てくるんだけど」と笑いながら、宇多田さん流の布団カバーの付け方を紹介。
「毎回ね、結局角を合わせて、角を持って私布団カバーの中に入ってくの」「中に潜ってって角を合わせて、それがズレないようにしてもう一個角を奥に入れて潜って、それがズレないようにそーって出て、下を合わせて最後のボタンとか留めるんだけど」と、ジェスチャーを交えながら教えてくれた宇多田さん。
そして「私間違ったやり方してると思うから、いいやり方があったら教えて下さい」と視聴者に呼びかけました。
■宇多田ヒカルの質問回答に視聴者「一挙手一投足がかわいい」
他にも、軽めな質問から真剣な相談までファンからのさまざまなコメントに答えていく内容となった約1時間の動画。
宇多田さんのトークに対し、ネット上では「ヒッキーの質問に対する答えを聞くと毎回納得するし元気になります!」「掛け布団カバーの付け方俺と同じでリスペクトだぜ」「ヒカルちゃんの一挙手一投足がかわいい」との声が上がっています。
宇多田さんの親身のアドバイスやおちゃめな一面が見られて、喜んだファンも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
Hikaru Utada
https://www.youtube.com/watch?v=yYzS7XF_98Q
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)