木南晴夏『20世紀少年』小泉響子役を辞退しようとしていた?「友達役でそれは…」

投稿日:2022/02/08 15:54 更新日:

2月8日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、女優の木南晴夏さんがゲストとして登場。木南さんが女優人生の転機になった作品を明かし話題を集めました。

マイク

(画像:時事)

■木南晴夏、ヒロイン役に落ちて悩んでいた「私はヒロインになれないんじゃないか」

今回の番組で、木南晴夏さんは「最初の女優を始めた頃って、オーディション受けて受かったら、ドラマなり映画なりに出させていただけるって事だったんですけど、大体、ヒロインのオーディションで募集されるんですよね。ヒロインのオーディション受けてヒロインに落ちたけど友達役で出れるみたいなパターンが本当にずっと続いていて」と主役になれない事に悩んでいた事を明かしました。

続けて、木南さんは「それもそれで合格っちゃ合格なんですけど、自分的にはヒロインに落ちたっていう感覚がずっと残っていて。ずっと私はヒロインになれないんじゃないか」と考えていたと言います。

■木南晴夏、女優人生の転機になった作品を明かす

そんな木南さんの女優人生の転機になった作品が映画『20世紀少年』の小泉響子役でした。

浦沢直樹さんの原作漫画のファンという、バナナマン・設楽統さんは「小泉響子っていう役なんですけど木南さん、バッチリでしたよね」と木南さんの演技を大絶賛。

しかし、木南さんは「この時もヒロインのカンナ役のオーディションを受けてるんです。受けて、決まりました、小泉響子役ですってなって、ガクン…みたいな」と、この時もヒロインになれず落ち込んだそうです。

この話を聞いた設楽さんは「原作を読んでたら、でもそれはそうかもしれないって。マジで顔も似てれば性格もキャラクターも本当にバッチリなんですよ」と原作ファン目線で木南さんの小泉響子はハマり役だったと力説。

それは当時の関係者からも言われたようで、木南さんは「すごい、そうやっておっしゃってくださって、浦沢先生もオーディションいらっしゃったんですけど、カンナを決めるよりも先に小泉響子を見つけましたって。決まり!みたいな感じだったので」と浦沢さんも猛プッシュしてくれたと言います。

また、木南さんは「これをきっかけにヒロインじゃなくても注目してくださるってことが分かってそこから気持ちが…。向き合い方とかも変わってきましたこの作品をきっかけに」とこの作品を通じて心境の変化が生まれた事を明かしました。

■木南晴夏『20世紀少年』小泉響子役を辞退しようとしていた?「友達役でそれは…」

ただ、『20世紀少年』に出演するまでは葛藤もあったようで「私はヒロインをやりたかった」という木南さん。「ヒロインの友達だったら、今回はやらない方がいいと思う。しかも『20世紀少年』ってシリーズ3まであったので、1年間この作品以外やっちゃだめっていう契約というか、そういう縛りがあったのでそれはちょっと友達役でそれはみたいな感じで」と最初は出演辞退も考えたそうです。

それでも、木南さんは「やった方がいいよって当時のマネジャーさんが推してくれて『やります』って言った結果がこれで、やって本当に良かった」とマネージャーに説得される形で出演を決め、それが良い結果に繋がったと語りました。

今回の放送について、ネット上では「木南晴夏さんほんと面白いなぁ、美人でこの飾らない感じがほんと素敵」「20世紀少年で木南晴夏さんに注目してそれからずっと好きでしたよ〜この役受けてくださってよかった」「木南晴夏は本当に『20世紀少年』の役はハマってて、辞退せずに受けてくれてよかった」などのコメントが上がっています。

最初はヒロインの友達役ばかりが続き、悩んでいたという木南さん。それでも『20世紀少年』の小泉響子役は辞退しなかったことについて「木南さんが演じてくれて嬉しい」と改めて感じた原作ファンも多かったようです。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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