2月2日、柴咲コウさんが代表を務める会社・レトロワグラースの公式You Tubeチャンネル「レトロワグラース.ch」では、2つの重大発表が行われ、初映画監督を経験した感想などを率直に語りました。
(画像:時事通信フォト)
■俳優仲間・山田からの誘いで映画監督に就任
今回、柴咲さんから2つの大きな発表が。
まず1つ目は、プロ・アマ36名の監督による短編映画をオムニバス形式で公開する新プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』の中で、柴咲さんが初の監督を務めた作品『巫.KANNAGI』の完成についてでした。
監督に挑戦することになった経緯について、「端的に言うと、山田孝之くんから『やらない?』って誘われたから。以上。って感じなんです」と笑って話す柴咲さん。
「去年は結構、予定も入っていたし、忙しかったから、山田くん(の誘い)じゃなかったら難しいかなと思ってたんだけど、こんなチャンスあんまりないし、ご縁だから。友達だし(映画制作への)興味が湧いちゃったから、ちょっと話を聞いてみよう。みたいな感じ」と語ります。
さらに、「実際に(やると決めてからは)準備が大変で。なぜ大変かというと、(映画制作の)方法がわからないから。体制を整えたり、どうやってスタッフィングして…とか、裏側の仕組みが分からないから、それを山田くんはじめ色々なプロデューサーさん達がサポートしてくれて、実現したのが今回の作品です」と、初の監督業に奮闘した様子を語っていました。
■柴咲、初の映画監督業に「初めてじゃない感じがした」真摯に芝居に向き合う姿に絶賛の声!
また、初めて監督業を経験した感想については、「実際に、『よーいスタート』って言って、カットをかけて、OKを出す…っていう監督の仕事は、初めてじゃない感じがしたの。なんか、前からやってた気がする! みたいな。私は自信を持って、欲しいカットやシーンがはっきりあったから、無駄なものを削ぎ落として撮れたなって感じはする」と語りました。
ここで、今回の映画制作においてプロデューサーを務めた下京慶子さんも登場し、監督としての柴咲さんの印象について振り返る流れに。
下京さんは、「監督であるコウさんも演者ということで、作品に入る前に緊張されてた演者さんも多かったんですけど、いざ現場に入ったら(柴咲さんは)監督としてしっかり向き合ってくれて。やっぱり芝居に対してすごく向き合ってくださるから、全信頼をおいて芝居に集中できた、って皆さん仰っていました」と語ります。
また、下京さんが「コウさんがここに行きたいって言ったら、皆さんそこに向かって全力で進むだけなので…」と語ると、柴咲さんは「最初は、どっちに進めばいいかもわからずグルグルしてて、スタッフたちが『こっちじゃないですか?』って示してくれて、こっちかな? って行ったら自分の描きたいものが見えてくるわけ。そしたらもう、『こっちだよ、こっち!』って。やりたいから」と、お茶目な一面も。
今回の挑戦で、「自分の頭の中を再現するって、こんなに楽しいんだ!って思っちゃった」という柴咲さん。
今後も監督として、映画制作に関わる道が見えたのかもしれませんね。
■自社に芸能プロダクション部門を新設!
そして2つ目の重大発表は、レトロワグラースに新たな所属タレントを迎え、芸能プロダクションとして始動することになったことでした。
その人こそ、先述した下京さんであり、俳優、プロデューサー、ドローンパイロットと様々な顔を持つ下京さんについて、「私と似ている」と話す柴咲さん。
俳優、歌手、会社代表、監督と、多岐にわたり活躍する柴咲さんと共通する部分を感じ、下京さんを迎えたのだそうです。
このほかにも、今回の映画のオーディションで出会った演者を所属タレントとして迎えるなど、柴咲さんらしい行動力をのぞかせていました。
動画を観た視聴者からは、ネット上で「未経験から監督として、劇場公開される短編映画を一本製作してしまう事が本当に凄いと思います! 柴崎さんのアクティブさがかっこいいです」「メイキング観てゾワゾワした…!短編だけではなく長編も期待してます」「マルチに活躍されているコウさん、素敵すぎます!これからも、ずっと応援していきます」などの声が上がっていました。
常に前向きに挑戦し続ける、柴咲さんの今後の活躍も大いに期待したいですね。
【番組情報】
レトロワグラース.ch
https://youtu.be/8xfYycKOR0s
(文:くる美/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)