スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)。12月26日の放送では、草野さんが"ミュージシャンあるある"である「夢の中での楽曲制作」について語る場面がありました。
■草野マサムネ、コロナ禍で中止となった幻のツアーのセットリストに入っていた曲を明かす
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
【2021年セレクトから漏れた曲で漫遊記🌏】
今回は、2021年52回のOAの中で
どうしても選曲から漏れてしまいOAできなかった曲から
"敗者復活"的な漫遊をお楽しみいただく年末恒例の企画です✨#tokyofm #radikohttps://t.co/qEk1dcqAkS— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) December 26, 2021
番組では「2021年セレクトから漏れた曲で漫遊記」と題し、2021年に放送された中でそれぞれのテーマの選曲から漏れてしまった楽曲が紹介されていきました。
草野さんは今回のテーマに沿ったスピッツの1曲として「花と虫」を選曲。「"MIKKE"のホールツアーのセトリには入っていたんですけれども、コロナ禍の影響で中止になってしまったので、まだ1度もお客さんの前で演奏されてないという可哀想な曲なんですが、いつかライブでやりたいなという曲です」と言って「ツアーのセトリから漏れた曲」である「花と虫」を流しました。
そして先週のテーマだった「2021年気になった曲」の中から漏れてしまったという、ヨルシカの楽曲『春泥棒』の紹介では「ヨルシカって意外とサウンドはロックなんだなと思って一時期サブスクでも聴いてました」と語った草野さん。
今年の春頃にラジオでよく流れていたこの曲ですが、草野さんもラジオで耳にしていたようで「サビから切り込んでくるエレキギターのパワーコードの音が好きですね」と、この曲のお気に入りの部分を明かしました。
■草野マサムネ、睡眠中に出来た楽曲のクオリティに言及!「夢の中で流れていたメロディとかを急いでボイレコに録音したり…」
番組では、リスナーのメッセージから「夢の中での楽曲制作」の話題へ。
これは"ミュージシャンあるある"だそうで、草野さんも「起きて夢の中で流れていたメロディとかを急いでボイレコ(ボイスレコーダー)に録音したりするんですけれども」と自身も経験はあるそうですが「それが後々形になったことは一度もないですよ。夢の中であんなに盛り上がってたのに『アレ?』って感じなんですけども、泣く程感動していたメロディだったりするんですが、意外とそんなもんなんですよ。現実で奏でてみると意外と大したことないっていう…」と語ります。草野さんは夢で流れたメロディが全てボツになっているようです。
そして、夢のメロディが形にならない理由を「夢の中でね…だから感情の一部が物凄くブーストされてるのかなっていう気もしますね」「学生の頃ね、夢に出てきた女の子を異様に好きになって意識したりとかそいうこともあったし、でもそれって4~5日もしたら忘れちゃうみたいなね」と分析。
曲作りを潜在的に行っている部分もあるからこそ、ミュージシャンは夢でもメロディが流れることもあるそうですが、草野さんの場合夢で出てきたメロディが世に出たことは1度もないようでした。
■幻のツアーのセットリストに、ファンからは「気になる」の声
草野さんが「花と虫」を「セトリから漏れた曲」と紹介すると、ネット上では「花と虫、生で聴いたら鳥肌立つだろうな」「MIKKE幻のホールツアーのセトリどんなだったか気になる~」「ホールツアーでやる予定あったんだね、やっぱり」といった声があがっていました。
「花と虫」をいつか生で聴けることを期待したいですね。
草野さんが夢の中で感動したメロディも気になるところですが、夢の中に出てきた女の子がどんな子だったかが1番気になったファンは多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
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(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)