12月19日の「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)では、同日行われていた「M-1グランプリ2021」の出場者を突撃する企画を放送。その中で"大悟サンタ" がとある "M-1戦士" にプレゼントを贈り、話題になりました。
(画像:時事)
■ "大悟サンタ" がプレゼントを贈る "M-1戦士" は?
🐤今夜のテレビ千鳥は
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大悟サンタ2021🎅🎄
\大悟サンタが癒してあげたい芸能人にサプライズプレゼント🎁
さらに番組後半は生放送でM-1戦士に突撃⁉️⭐️12/19(日)よる10:40~#M1グランプリ の後‼️#欧陽菲菲#嫌だった匂い#あの人降臨 pic.twitter.com/AEzaWAhXZz
— テレビ千鳥(テレビ朝日公式) (@tvchidori) December 19, 2021
今週の企画は「大悟サンタ2021」。千鳥・大悟さん扮する "大悟サンタ" が、今年癒してあげたい芸能人の元を訪れ、プレゼントを贈ります。
番組の後半は、特別に生放送で行われることになり、直前まで放送されていた「M-1グランプリ2021」で戦ってきた "M-1戦士" の元へ突撃しました。
生放送が始まると、サンタクロースの衣装に身を包んだ大悟さんが登場し「あ、バナナだ!」と、今年M-1チャンピオンに輝いた錦鯉のネタを叫びます。すると、トナカイの服を着たノブさんがすかさず「うるさい、うるさいねん」とツッコミを入れました。
そんな2人が向かった先に待っていたのは、錦鯉の二人かと思いきや、アルコ&ピースの平子祐希さん、酒井健太さんでした。
2006年に結成し、今年がM-1ラストイヤーだったアルコ&ピース。準決勝まで勝ち進むことができましたが、そこで惜しくも敗退していましました。
M-1決勝戦の直前に行われていた敗者復活戦でネタを披露し、再度決勝の舞台に勝ち上がることを目指しましたが、残念ながらそれも叶わず。復活し決勝に駒を進めることができたのは、アルコ&ピースと同じく、今年でラストイヤーだったハライチでした。
■アルピーを労う大悟「どうしても『おつかれさま』を言いに行きたかった」
「今、生放送やってんすよ!」と言いつつ、突然現れた千鳥の二人に、平子さんと酒井さんは「え!生?」「本当だ、映ってる」と驚きを隠せません。
大悟さんは「錦鯉さん以外みんな悔しい思いしたけど、全員悔しいけど…あんたら、ラストやった!来年が無いっていうやつなんよ…」と叫び「だから、どうしても『おつかれさま』を言いに行きたかった」と続けます。
すると、それを聞いた平子さんが「俺、あの…いろんなインタビュー追ってくれるじゃん。結構すかして答えてんのよ…」と、少し震えたような声で前置きした後、「悔しかった…!」と本音を吐露。
この平子さんの言葉に、現場からは笑いと拍手が起こります。酒井さんも「終わってみたらめちゃめちゃ悔しかった」と頷いていました。
■大悟、M-1終えたアルピーに"まさか"のプレゼント!?
そんな二人に、大悟さんは「でも本当にあそこまで行った。最後に15年目で。それが本当にすげえなと思ってプレゼントいっぱい持ってきた」と声をかけます。
そんな大悟さんがまず袋から取り出したのは、先日大型バイクの免許を取得した平子さんのために用意したヘルメット。
ヘルメットを受け取った平子さんは「ちょっと待って…めちゃくちゃいいやつ!これ、バイク買った人もバイクに引っ掛けないで店内まで持っていくらい、いいやつ!」と驚きます。
大悟さんによると「8万した」のだそうで、それを聞いた平子さんは、さらに「えー!マジで!」と動揺しました。
そんな平子さんに「今日はそれぐらいのもんもろってもいいよ、本当にかっこよかったし」と温かく声をかける大悟さん。ノブさんも「そうそう、敗者復活のネタもね、面白かったし」と頷きます。
さらに大悟さんは「芸人には…『千鳥』という鳥がいます」と、アルコ&ピースが敗者復活戦で披露したネタを踏まえつつ、彼らにエールを送ったのでした。
■平子も思わず本音漏らし…「今それは泣くわ」
その後「ブーツも欲しかったやろ」と、12万円のブーツも平子さんにプレゼントした大悟さん。続けて、テレビ千鳥のDVDも渡しました。
一方、新婚の酒井さんには、バルミューダの炊飯器とギター用品をプレゼント。さらに「ワシらもM-1やってたし、漫才15年ずっとやり続ける大変さも分かる…」と言いながら大悟さんが取り出したのは、一人10万円、合わせて20万円の、星野リゾートの温泉チケットでした。
「わあ…!」「めっちゃ嬉しい!マジすか…」と驚くアルコ&ピースの二人に、大悟さんは「ゆっくりしてな」と優しく声をかけます。
あまりの好待遇に「この後、どっかから落とされたり殺されたり…?怖い怖い、え?」と疑心暗鬼になってしまう平子さん。
その後さらに、加湿もできるダイソンの家電もプレゼントとして持ってきた大悟さんに、酒井さんは思わず「変、変、変だって、これ…!」と声をあげました。
それでも大悟さんは「全部もらってくれたらええ、テレビ千鳥でもお世話になってるし。本当にM-1かっこよかったし」とコメント。それを聞いた平子さんは思わず「え、大悟…俺、今それは泣くわ」と呟き、眉間に皺を寄せます。現場には笑いが溢れたのでした。
■ジンザの登場に、平子「こんだけもらったらジンザにでも何にでもなるわ…!」
続いて、平子さんには「ペニ平」、酒井さんには「M-1終わってからが勝負」という言葉をクリスマスカードに書いて贈った大悟さん。
このように、ここまでたくさんのプレゼントを渡してきた大悟さんでしたが「本当に最後、どうしても渡したいプレゼントがある」と、黒い布に包まれた大きな物体を運んできます。
布を取ると、そこには、上半身が人間で下半身が動物の、四本足で歩く謎の生き物の衣装が。平子さんはそれを見て「ジンザだ!俺のジンザだ」と声をあげました。
その衣装は、以前この番組の「おもしろキャラを作ろう!!おっさん芸人応援宣言」という企画で平子さんが扮し、話題になったキャラクター「森の狩人ジンザ」だったのです。
「平子さん、ちょっとジンザ…いける?今もうこれ、生放送やから、最後ジンザ」と問いかけた大悟さん。
問われた平子さんは一瞬「俺がジンザになるの?」と驚きながらも、すぐに「こんだけもらったらジンザにでも何にでもなるわ…!」と宣言。
ヘルメットをその場に置いて勢いよく着替え始めたため、その場は大いに盛り上がったのでした。
■千鳥×アルピーの姿にもら泣きする人も
放送中や放送後には、ネット上で「M-1後のテレビ千鳥も最高だった…アルピーと千鳥の絡み良かった…」「千鳥のアルピー愛に感動」「大悟サンタ最高。これからもアルピー応援します」「後半の生放送はガチすぎて笑ったしちょっともらい泣きしちゃったや」「アルピー違う意味で報われた…」「大悟サンタ優しいし、ジンザ滑るし面白かったな」などのコメントが殺到。
千鳥らしく、また「テレビ千鳥」らしく、M-1ラストイヤーを駆け抜けたアルコ&ピースを労っている様子に笑ったと同時に、思わず感動した視聴者も多かったようです。
(文:みなみぱん/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)