毎週土曜日22時からbayfmで放送されている「堂本 剛とFashion & Music Book」。12月11日の放送では、失恋の向き合い方を語る場面があり、話題になりました。
■"感情を感じることが怖い"というリスナーからメッセージ
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今回の番組では、韓国出身のファンから「感情を感じることが怖くて無感情でいたけれど、剛さんに出会って感情を表現し、愛を感じることに力をもらっている」というメッセージが届いていました。
メッセージには剛さんが作詞作曲をした『優しさを胸に抱いて』についても触れる言葉も。この曲はKinKi Kidsが出演していた「LOVE LOVE あいしてる」(フジテレビ系)の番組内で、共演していた吉田拓郎さんや先輩ミュージシャンから音楽を教えてもらう中で、剛さんが作詞作曲していました。
■堂本剛が明かした"失恋"への向き合い方「それをまた愛してあげるっていうことが大切」
剛さんは、この曲について「いわゆる失恋ソングというか。別れの歌ではありますけども。なんかこう別れの歌って色々あって、その別れた人を一方的に責めて自分は悪くなくてっていうことを言うことで強がってとか。なんかいろんなその表現があると思うけど、いやなんか責めたくないよなーと僕はずっとあるっていうか」と語ります。
続けて「その人がいてくれたことで今の自分だってあるわけだしと思うと、すべて否定することなんだろうかっていう気がしちゃうから、恋と言うものは。だから恋のままで終わってしまっていたらそうなっていくかもしれないけど、恋から愛に変わった状況で過ごす時間が多かった二人だったとしたら、そんな気持ちってないよなって。だから二人で出したこの決断とか、二人で今この歩いている今というのが悲しいことではなくて、明るいことではないけれども、二人で決めた今だし二人で決めた答えだから、それをまた愛してあげるっていうことが大切かなって」と失恋との向き合い方を離しました。
そして「そういう気持ちが込められているのかなって思いますね」とコメント。冒頭の一曲には久しぶりにこの楽曲が流れ、ネット上では「優しさを胸に抱いてもさ、あの若さで書いた詞とは思えないよね」「未練たらたらな歌ではない。凄く優しい曲と歌詩だと思います」と感動の声が上がっていました。
■堂本剛、悩むリスナーへアドバイス「受け入れあえばいい」
また、今回のテーマは「kokoro FADERS(10代、20代の悩み)」でした。
紹介されたのは「選択科目を馬鹿にしたり文句を言っている人がいるということを聞いてしまった。自分なりのがんばりを否定されたように感じて悔しかった」「毎週遊ぶ約束をしていたけれど義務感が出てきてしまい価値観の違いから仲たがいをしてしまった」「素の自分が分からなくなっている」「三半規管にまつわる病気にかかってしまい、今までの生活がしづらくなったが目に見えない病気なので周りに理解してもらえない」という4人からのメッセージです。
剛さんは「自分の感情を持つこと、自分らしくいる事、自分が今持っている現状と言うものを否定する力があると、争いは起きてるんだよなと思うんですよね。その一方自分の感情を押し付けるから、争いも起こるんですよね。すごい簡単な事なんですよ。自分の感情とか現状とか気持ちとか、そういうものを主張するものを持つなということではないんですよ。それをお互いに話し合って、へーそうなんだね、と。お互いが妥協とかする必要はないです」とコメント。
「受け入れあえばいいだけなんですよ。でもこの受け入れ合うということは、今までやってきたことを少し変えなきゃいけなかったり、大胆に変えなきゃいけなくなったりするんですよね。そこに人は不安を感じて臆病になるんです」と説明します。
さらに「パニック症を患ってしまい苦しい思いをしている」との悲痛のメッセージに剛さんは自分の経験を踏まえやさしく強く、声をかけていました。
ネット上では「昨夜のラジオはどの世代の人にも当てはまるし、理解し合うと、受け入れ合うこと、気づきを教えてくれるお話を聴けて色々考えてしまう」と感銘を受けたとの声も多く上がっていました。
今回は『優しさを胸に抱いて』について解説した剛さんの言葉が心に沁みたという人も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
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(アイドル担当ライター:ドナ)