11月28日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、RADWIMPSが特集されました。その中でRADWIMPS・野田洋次郎さんが音楽仲間のハナレグミ・永積タカシさんから学んだ事を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■福岡晃子が野田洋次郎に聞きたかった事とは?
今夜の #関ジャム は
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— 関ジャム完全燃SHOW(テレビ朝日) (@kanjam_tvasahi) November 28, 2021
今回の番組では、福岡晃子さんが野田洋次郎さんに聞きたかった事として「歌の表現力が凄いんですが、歌録りの時に心がけていることは何ですか?」と質問をぶつけます。
すると、野田さんは「特に… そうですね、あの曲とかは『愛にできることはまだあるかい』とかは特に曲がものすごく単調で、ずっとひたすら同じメロディーに同じコードっていうものなので。やっぱりあれは結局は歌の力が必要になってくると思ったし」とコメント。
続けて、野田さんは「おっしゃるように本当に沸々とした高揚。今のポップミュージックではなかなか出来ない挑戦だと思うんですけど、あの映画に乗せる歌としてはこれが必要だなと思って。『歌の力で何とか持っていきたい』という思いがすごいありました」と語りました。
そんな野田さんですが「デビューして12年ぐらいからは歌録りの時は何も考えなかった。歌どうしようこうしようとか、もうそれぐらい曲が出来て歌詞が出来たらもう俺の仕事終わりぐらいに思っていて。本当ついでに歌って歌う人いないから僕が歌うぐらいの感じでした、本当に」と以前は歌録りに対して無頓着だったとのこと。
■野田洋次郎、ハナレグミ永積崇の素顔を語る
ここで、野田さんは「そういう意味ではハナレグミの崇…永積崇と出会って、もうしばらく経つんですけど、彼と出会ったのがすごい大きいかなと、彼に歌う事をすごい教わったというか」と話を切り出します。
野田さんは「彼はいつでもどこでも歌うんですね。まず。僕も結構、歌う派なんですけど、彼が家来たり、俺が彼の家行ったりすると、2人だけとか3人ぐらいしかいないのに、4~5時間とかずっと歌ってるんですよ歌…。ギターで普通にもうガッツリ歌うんです。しかももうライブよりいいんじゃないか?っていうぐらいのクオリティーで」と永積さんについて明かしました。
■「彼に歌う事をすごい教わった」野田洋次郎、ハナレグミ永積崇から"学んだもの"を告白!
そんな永積さんがスランプになり、曲を作る事ができなくなった事があったとのこと。その時、野田さんにとって印象的だったのが「『ねえ、洋次郎さ…。レコーディングの時、誰に向けて歌ってる?』」と言われたことなのだそうです。
当時、その言葉に「すごいハッとして」という野田さんは「崇ってだから人が誰か1人以上…それが1000人だろうが2000人だろうが 1人だろうがいれば歌えるんですよ。そこに向かって歌えるから」と永積さんについて解説します。
続けて「だけど、レコーディングのブースに入ってマイクだけを前にして奥に誰もいないっていう状況の時に『どこに向かって声出せばいいかわかんないんだよね』って言われた時にすごいハッとして」とコメント。
さらに、野田さんは「俺、今までなんか何も考えずにそれやってきたけど、やっぱり歌って本来誰かがいるからそこに向けて歌ってたよなと思って。だからそれについて、俺はいまだに答えを持ってないし答えを出せてないけど、それぐらいこう届ける…。向こう側みたいなものをすごい意識はするようになったし、なんか歌ってものがなんなのかすごい学んだ気がしてますね。僕は崇から」とスランプで悩んでいた永積さんの話を聞いて、野田さんにも心境の変化が生まれたとことを明かしました。
■永積崇に影響を受けた野田洋次郎のエピソードに反響
今回の放送について、ネット上では「野田洋次郎に、ハナレグミの永積さんが影響与えてたなんて!!歌って誰かに向かって歌う、届ける意識が永積さんにはあると」「野田さん、ハナレグミの永積さんに影響受けたんだ」「濃いお話で見入ってた。ハナレグミ永積さんとの話が印象的だったり」などのコメントが上がっています。
永積さんの「レコーディングの時、誰に向けて歌ってる?」という言葉に影響を受けたという野田さん。そのエピソードは視聴者にも印象的だったようです。
【番組情報】
関ジャム 完全燃SHOW
https://tver.jp/corner/f0089825
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)