ムロツヨシの役者論「やりたいことを仕事にするっていう人になりたかった」斬新なインタビューが「面白い」と話題

投稿日:2021/09/20 13:22 更新日:

9月19日、YouTubeチャンネル「CREATIVE TRAIN」では、俳優のムロツヨシさんへのインタビュー動画を公開。ムロさん流の役者論が注目を集めています。

ムロツヨシ

(画像:時事)

■ムロツヨシの役者論「やりたいことを仕事にするっていう人になりたかった」

インタビュー番組『CREATIVE TRAIN』。今回の動画では「役者になったきっかけ」との質問があり、ムロさんは「やりたいことを仕事にするっていう人になりたかった」と答えます。

若い頃は、良い大学に行き、みんなが知っている会社に就職することが幸せだと思ったこともあるとか。

しかし、大学に入ってみると「やりたいことがあってこの大学にいる」という人が何人かおり、そういう人たちのほうがかっこいいと思い「やりたいことを仕事にしよう」と決意したそうです。

「印象に残っている舞台や役者」を聞かれると、中井貴一さん主演の舞台を観に行ったときのことを語るムロさん。

1幕の終わりでの段田安則さんの演技を挙げ、舞台の照明が暗くなる中で「泣き叫んでいる段田安則さんを見て、その時にあっち(舞台)側にいたいと思った」と語ります。

役者になったものの、20代の頃はドラマや映画には出られず、舞台が中心だったそうで「20代の時、演劇しかできなかった人間ですので、演劇から教わったことが多い」「そういう意味ではホームというか、演劇は自分の城」と語りました。

■ドラマと映画の違いは?ムロ流"区別"を語る「ご飯を食べながらとか…」

最近は「演劇でやってきたことを今度はテレビドラマ、テレビで試せる時間が増えてきて」というムロさん。

ドラマは「ご飯を食べながらとか、家事をやりながら観るものでもあって」と言い「そういう、何かをしながら観る人たちに面白くさせるために、少しこう、ある意味誇張だったり、説明を多くしたりする、そのやりがいは多い」と言います。

一方、映画は「基本、映画館で観てくれるので」と言い「逆に今度は、情報よりも感情を結構表に出しながら見せれる場所」と表現しました。

これまで培ってきた経験から、ドラマと映画は自分の中で区別しているそうです。

また「役者としてのこだわり」を聞かれると「なんでやってるかの『なんで』の答えは常に持とうとしていますかね」というムロさん。

「なんでこのドラマ出るのか」「なんでこの作品に出るのか」について「自分の中で落としどころを見つけないといけないなと思っている」と、自らのこだわりについて語りました。

■斬新なインタビューが「面白い」と話題

インタビュー動画は車両ビジョン「JR東日本トレインチャンネル」でも放映予定。冒頭では東横線の話や、地元にJRの急行が止まらない話などをし、その場の空気を笑いで温めたムロさん。

ネット上では「少し違う目線での質問が良き」「斬新なインタビュー動画」「面白い」などの声が上がっています。

ムロさんならではの役者論・演技論を楽しんだ視聴者も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】
CREATIVE TRAIN
https://www.youtube.com/watch?v=X4aT-8SjRws
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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