スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。9月19日の放送では、「生まれ変わったら何になりたいか」という質問に対する草野さんの回答が「独特の感性」とファンの間で話題になりました。
■草野マサムネ、若かりし頃の恥ずかしい思い出語る「それを口にしちゃうとダサいかなと思って…」
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【#ダイナソーJr.で漫遊記🎶】
轟音ノイジーなギター🎸にけだるいヴォーカル🎤がのるけれどどこかポップな印象✨
そんなダイナソーJr.のサウンドで漫遊していきます🌎#tokyofm #radiko https://t.co/67ngm0fDgh— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) September 19, 2021
番組冒頭「最近暑い寒いに関わらず、ここ10年ぐらい炭酸水を飲むようになりました」と無糖の炭酸水をよく飲むことを明かした草野さん。
「今でこそ、冷たい炭酸水をグイッと飲むと『うめーっ』みたいなそういうことが普通になってますけれども、思い返せば大学生の頃、もう30年くらい前になりますか…友達と入った喫茶店で冷たい飲み物を飲みたいと思ってメニューにあった『ペリエ』というのを頼んでみたんですね」と若かりし頃の思い出話を語り出します。
「ペリエ」はフランス産の天然炭酸水のこと。当時の草野さんには「その時はお洒落なサイダーみたいな甘い炭酸飲料だと思っていたんですが、そしたら『なんじゃこりゃ!味がねぇ!』と、衝撃的だったんですが…」と無糖の炭酸水が衝撃の出会いとなったようです。
しかし「それを口にしちゃうとダサいかなと思って若さ故の見栄で『ペリエ、へぇ~ペリエ久しぶりに飲んだけどね、うまいよね』みたいなそういう振る舞いをしていた恥ずかしい記憶があります」と、当時はその衝撃が悟られぬよう、しれっとした顔で乗り切ったことを明かしました。
どこか可愛らしい若かりし頃の草野さんのエピソードに対しネット上では「ペリエとの衝撃の出会い」「ペリエで背伸びするマサムネさんwww」「ペリエでつよがる…じわじわくる」と、思わず笑みがこぼれた方や「ペリエ デビューあるあるだわぁ」「ペリエ頼んで泣いた記憶ある」と共感する方が多かったようです。
■草野マサムネ、生まれ変わったら「セミになりたい」その理由が独特すぎる!?
番組中盤には、リスナーのメッセージから「生まれ変わったら何になりたいか」という話題に。
これに草野さんは「バックパッカーやってみたいとか、海外留学してみたいとか思うこともありましたけど、これって実は生まれ変わらなくても出来ますもんね。結構ご年配の方がバックパッカーをやってらっしゃったり、海外留学にね、いらっしゃったりっていうこともありますからね」と、これらの夢は今後その気になれば出来ることであるとします。
そこで草野さんは「人間以外でなりたいもの」として「セミに1回なってみたいなと思います」とコメント。
続けて「幼虫として地中に何年も潜ってて地上で数週間という一生じゃないですか。で人間の価値観でいうと、どんなにつまんない一生なんだろうと思うかもだけど、人間に分かんないような…理解できないような快感とかあるのかなと」とセミの世界の想像を膨らませます。
そして「でね、地中でもそれなりに楽しく生活して、地上に出て来てからのエクスタシーとかスゲェのかなっとか思ったりするんですよね」と、草野さんならではの独特な表現で、セミにしか分からない充実した一生に思いを馳せていました。
この話についてネット上では「マサムネさんならではの深いいお話でした」「地上にでてからのエクスタシーですと?またそんなことを…この方、やっぱり只者ではないな」「マサムネ氏の発想はかり知れぬ」「やっぱり独特の感性をお持ちなのね~」といった反応があがっていました。
生まれ変わったら「セミになりたい」という回答に驚きつつ、草野さんが考えるセミの世界の話をしみじみと聞いてしまった方が多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
https://radiko.jp/#!/ts/FMT/20210919210000
(文:ジョブリナ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)