9月14日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)では、フジテレビの軽部真一アナウンサーが俳優のムロツヨシさんと対談。その中でムロさんが人との出会いを大切にする理由を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■ムロツヨシ、出会いを大切にする理由とは?
The軽部真一には
俳優のムロツヨシさんが登場❗
あすはムロさんの愛される極意に
軽部アナが迫ります😍
7時20分過ぎに放送予定📺#めざましテレビ#The軽部真一 pic.twitter.com/TuB2Mvg1X0— めざましテレビ (@cx_mezamashi) September 13, 2021
ムロツヨシさんは2005年公開の映画「サマータイムマシン・ブルース」で初めて映画に出演。この作品でメガホンを取ったのは「踊る大捜査線」シリーズなどでも活躍した本広克行さんでした。
当時について、VTRで登場した本広監督は「お芝居見た後、だいたい居酒屋で飲み会があるんですけど、そこにもいて『ムロツヨシ、ムロツヨシ』って何度も連呼してきて、自分をアピールして…。で、最後には名刺も出してくるんですよね。名刺に『ムロツヨシ』って書いてるだけなんですけど」とムロさんは自己アピールがすごかったことを明かします。
一方、ムロさんは「お前の話するとお前と同じやり方で色んな役者がやってくるんだよって言って」と本広監督に愚痴られたこともあったようです。
また、本広監督は「色んな人が『ムロくん面白い、面白い』って。いい出会いがあれば役者ってどーんって伸びますから、そういう人を何人も僕は見てきてるんで」とコメント。
すると、ムロさんは「ありがとうございます監督!いい出会いがあればっていうのをすごく言ってくれて、だから僕は色んな人との出会いの時に…。通り過ぎるんじゃなく出会いにしようって思ってるんです」と出会いを大事にする理由を語りました。
続けて、軽部真一アナウンサーがムロさんの幅広い交友関係について尋ねると、ムロさんは「それも本広さんに言われてんですよ。お前がモテてるわけじゃないんだよな、人と人とをつなげるっていうことでお前はみんなに重宝されてるからな」と本広監督から言われた言葉を明かします。
■ムロツヨシ、福田雄一に言いたいこととは?
ムロさんは初主演映画「マイ・ダディ」で、病に侵された娘のために奮闘する父親を演じます。この作品について、軽部アナは「ムロさんの初主演映画がコメディーだろうという予想もあったわけですよ」とコメント。
すると、ムロさんは「僕も最初コメディーだと思ったんですけど、福田雄一っていう監督が俺を主演で呼ばないんですよ。ふた開けて見たら大泉洋さんをお願いするの『(新解釈・)三國志』で…えっ!?そこで洋さんいきます?」と福田監督がメガホンを取った『新解釈・三國志』に出演するも、主演ではなかったことを嘆きました。
■ムロツヨシ「結婚よりも…」初主演映画を撮り終わって心境の変化「昔よりもとてつもなく寂しい」
映画「マイ・ダディ」は「男はつらいよ」シリーズのような人情劇に舵を切ろうとしたことがあったそうで、脚本を読んだムロさんは「僕はこれは違うと思うって偉そうだけど言わせて頂いたんですよ」とハッキリ伝えたそうです。
映画が当初のプラン通りのヒューマンドラマに仕上がったことについて、軽部アナは「僕もこの作品を拝見して非常に感動しました。脚本を変えなったムロさんの決断に感謝しますよ」とムロさんの決断に感謝を伝えます。
また、ムロさんは「この映画を取り終わって出来上がった時に家帰って、1人で帰ると寂しいんですよ。昔よりもとてつもなく寂しいんですよ…。結婚よりも家族ですね。誰かと向き合って一緒に過ごしたいっていう感じですか」と心境の変化を明かしました。
今回の放送に対して、ネット上では「朝からムロさんのインタビュー聞けて嬉しすぎ」「ムロツヨシの『結婚ていうか、家族がほしい』に思わず泣いた…」「ガッツリとムロさんに話し聞いてくれてて嬉しい『結婚よりも家族(が欲しい)』と考えているムロさん。多様性といわれるこの時代でムロさんがどんな家族を作るのか出来れば見させてもらいたいな。まずはもう1つの家族である映画マイダディ公開が楽しみ」などのコメントが上がっています。
脚本が変更されそうになった時に「僕はこれは違うと思う」と伝えたというムロさん。そのエピソードからは、ムロさんの芯の強さを感じられたのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)