関ジャニ∞の冠音楽バラエティ番組「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)。8月8日放送回には振付師のTAKAHIROさんが出演。MV現場あるあるを明かし、話題となりました。
■MTV VMAJ最優秀振付賞を受賞!振付師TAKAHIRO が語る現在のトレンド
本日8日23:00~テレビ朝日系「関ジャム完全燃SHOW」に出演します。振付特集です:)#関ジャム #関ジャニ∞ #古田新太 #yurinasia #山崎弘也 #鷲見玲奈 #SnowMan #櫻坂46 #sia #ジェニーハイ #TENDRE #日向坂46 #Vaundy #仮面ライダーセイバー #クレヨンしんちゃん #ポカリスエット #TAKAHIRO pic.twitter.com/BW2LKOkIIP
— TAKAHIRO/上野隆博 (@TAKAHIRO_UENO_) August 8, 2021
今回の放送では2019年10月27日放送回以来、およそ2年ぶりとなる「売れっ子振付師の仕事術」を特集しました。
この2年の間に「MTV VMAJ最優秀振付賞」を受賞した日向坂46「青春の馬」をはじめ、櫻坂46の「BAN」や仮面ライダーセイバーのエンディングテーマ、クレヨンしんちゃんの主題歌など数々の話題作で振付を担当してきたTAKAHIROさん。
MCを担当する村上信五さんから「この2年で色々変わったでしょ?」と訊かれると「変わりました!新しいSNSも出てきた」と変化を語ります。
さらに現在のダンスのトレンドについて「振りがしっかり分かりやすい。このシーンでみんな『一緒に真似しよう』『今ここを見てちょうだい』。振りも音に対してしっかりシンクロできる」と熱く説明しました。
■「1時間以内で…」振付師TAKAHIROが明かす"MVあるある"に大倉忠義「先言っとけよ」
「振付師にはどんなオファーが?」というトークテーマに対し、監督、広告代理店、クライアント、事務所関係者など「YES・NOを言う人が多い」としてCMが一番難しいと語るTAKAHIROさん。
さらに「MVも結構大変な事があります」と自ら話を切り出し「急に『シーンに合わせて振り付けがほしい』ってなる時がある」と明かします。
これに村上さんは「リハを重ねて『要らない』って言うてたのに『やっぱりちょっとこの背景だったら欲しいな』って言うね!」と、共感していました。
「『ここはイメージシーンで行くぜ』なんて言ってたんですけど、いざ撮影が始まったら『ラストのサビ…振りお願いします』とか」と、突然リクエストされることがあるというTAKAHIROさん。
2018年3月に欅坂46(現・櫻坂46)の6枚目シングルとして発売された「ガラスを割れ!」のカップリング曲「もう森へ帰ろうか?」のMVを撮影した際、まさにそのような状況に直面したと明かします。
振付を考え、イメージシーンだと思っているメンバーに教えなければならないものの「日落ちしちゃう!」という理由で与えられた時間は「1時間以内」だったそう。
「先言っとけよ。現場で言いやがって」と演者の立場を代弁する大倉忠義さん。
TAKAHIROさんは頷きつつも「だけどわかるんですよ、監督の言ってることも『わかる!ここ振りあると絶対盛り上がるよね!』」と、監督の想いに共感したと熱く語ります。結局、30分で振りを完成させ、無事1時間以内に撮影する事ができたと明かしました。
■大倉忠義、彼女たちの素直さを絶賛「俺らやったら誰か絶対一人は文句言ってたよ」
番組では、実際にそのシーンを確認してみることに。
すると、その場で考えたとは思えない長さとクオリティの高さに横山裕さんは「結構(振付を)付けてますね」と驚きの声を上げ、丸山隆平さんは「(自分だったら)絶対いや!」と声を張ります。
「だからMVとかの振付は作り込まれているように見えて、意外にライブで出来上がってることも多い」と説明するTAKAHIROさんに対し「集中力が素晴らしい」と欅坂46のメンバーを絶賛する村上さん。
大倉さんは彼女たちの素直さについて「俺らやったら誰か絶対一人は文句言ってたよ」と自分たちと比較し、村上さんも「言うなぁ」と同意していました。
さらに古田新太さんが「1人じゃない。全員」だとコメント。スタジオは笑いに包まれました。
■「驚きとともに感動」TAKAHIROが明かす裏話にファンから反響続々!
今回の放送に対しネット上には「もう森そんな急に振り付けついたの?」「ダンスが急遽現場で作られたものと知って、驚きとともに感動。カッコ良くて好きな部分だし、急遽でもしっかり踊れるメンバーも、さすがプロだなぁと、感動」「TAKAHIRO先生から貴重なMV裏話を聞けるの控えめに言って嬉し過ぎる」など多くのコメントが投稿されていました。
欅坂46の楽曲の中でもファン人気の高い楽曲の一つである「もう森へ帰ろうか?」。その貴重な裏話が印象的でしたね。
ぎりぎりまで妥協せず、より良い作品を作ろうとする監督やTAKAHIROさん、その想いにしっかりとパフォーマンスで応えた欅坂46のメンバー達に驚いた方も多かったようです。
作品に携わる方々の想いを知って、改めてMVを見返したくなったという方も多いのではないでしょうか。
(文:こじこじ)