7月16日、ロックバンド・ポルノグラフィティのYouTubeチャンネル「ポルノグラフィティ Official YouTube Channel」で公開された動画では、前回に続き岡野昭仁さんの歌声の秘密を徹底分析。長時間のライブでも音程がズレない秘密が明かされ、話題を集めています。
■「俺いつまで歌えるんだろう」岡野の肺活量は平均以下!?音程が全くズレない秘密は…
ライブ後半になっても音程が全くズレないという岡野さんのボーカル。
なぜここまで音程をキープできるかを検証するために、岡野さんの肺活量チェックを実施します。
結果は2790cc。成人男性の平均は3500ccほどだそうで「全っ然ないじゃないですか」と岡野さん。
分析を担当する日本音響研究所所長の鈴木さんも、「かなりびっくりしています」「水泳選手みたいに5000ccくらいあるのかと」と、意外な数値に驚いている様子。
そこで、もう一つの実験として、ハイトーン(高音)を出した時の岡野さんの声帯の強さをチェックします。
マイクに向かってハイトーンボイスを出し、その声を分析。
結果として、声帯の筋肉がしっかりしていることにより、音程をキープできるのだそう。
すると、「昔は(ライブの)最後のほうでへたっていたけど、最近はもっと効率が良くなったのかなと思います」と岡野さん。
昔に比べて、長時間ライブをしても後半で声が枯れることがなくなったのだそうです。
■歌声の"進化"をほめられた岡野「60でも70でもちゃんと歌えるように」
ポルノグラフィティの曲は、テンポが速く細かい音符ばかりの曲が多いことを挙げ、「コツを掴まないと歌えない曲が多い」と言う岡野さん。
「自分がどうやったらこう、ちゃんと歌えるんだろうってやってるうちに、なんか効率の良い発声法が身についちゃったんじゃないかと思うんです」と、音程をキープし続けられる要因を振り返ります。
鈴木さんから「上手い具合に進化されてると思います」と言われ、「嬉しいお言葉で」と喜ぶ岡野さん。
そして、1999年のデビュー曲『アポロ』について、「俺いつまで歌えるんだろうって20年くらい前に作った時は思ってたけど」「まだ維持できてるし、60(歳)でも70(歳)でもちゃんと歌えるようにしときたいですよね」と、歳を取っても歌い続けたいという思いを語りました。
■今後の抱負語る岡野に視聴者も期待「今後の進化も楽しみ」
歌声の分析を終え、「逆に、これからもあまり深く考えず、感覚のままで歌っていこうかな」「親からもらった良い声なので、それを大事にしていこうかなと思います」とこれからの抱負を語った岡野さん。
今回の歌声分析について、ネット上では「見えない所で努力してるんだろうな。今後の進化も楽しみです」「昭仁さんの凄さを改めて分析して知らしめてくれてありがとうございます」「素晴らしい企画をありがとうございました。たくさんの人に伝わりますように」との声が上がっています。
岡野さんのさらなる進化が楽しみになったファンも多いのではないでしょうか。
【番組情報】
ポルノグラフィティ Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/watch?v=skbtOxzw-N8
(文:二木もなか)