スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYO FMほか)。6月27日の放送では、声が低いことがコンプレックスであるリスナーに対して、草野さんが送ったアドバイスがファンの間で話題になりました。
■草野マサムネ「不審者を見るような目で見られてしまって」最近の失敗談語る！
21:00～『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【ジミヘンのとっかかり曲で漫遊記】
60年代後半に突如登場しロックシーンを席巻したジミ・ヘンドリックス🎤
草野マサムネがロックファンの先輩目線で選ぶ、ジミヘンのとっかかりになる曲で漫遊します🎶#tokyofm https://t.co/YkEgcpJx8A— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) June 27, 2021
番組冒頭「すっかり定着した感のあるマスク生活ですけども、この間ね街を歩いてたら、学生時代の友人を見掛けて『おぉ！佐藤くん（仮名）元気してる？』みたいな感じで近づいて行ったら、思いっきり不審者を見るような目で見られてしまって…」と最近起こったエピソードを語る草野さん。
続けて「ちゃんとね、近くで見ると思いっきり別人でした、友達じゃなかった」と、人違いだったことを告白。
そして「で『あ、すみません。間違えました』みたいな感じでサーっとその場を離れたんですけれども…まぁ確かに一緒にいた女の人は奥さんと違う人だったから、それで気付けよってことですけれども」とセルフツッコミを挟みつつ「でも目だけの情報ってさ、マスクしてるとね、間違え易いよね。あの鼻と口から得られる情報ってのは大きいんだなって思いましたね、やっぱね」と改めて気付いたようで「皆さんもお気をつけください」とリスナーに投げかけました。
■草野マサムネ「高けりゃいいってわけでもない」声の"音域"に持論明かす！「女優さんで伊藤沙莉さん」「宇多田ヒカルさんとか」
番組後半には「女性なのに声が低い」ことがコンプレックスであるリスナーから届いた「草野さんは初めから高音は出せたのでしょうか？」という質問メッセージを紹介します。
これに対し、草野さんは「これちょっと思うんですけど、声って人それぞれなので良いとか悪いとかは本当はないんだと思うんですよね。それぞれに素晴らしい声だと思うんですよ」と意見すると「流行とか個人の好みとかもあるから、それにちょっと左右されますけれども…でも最近さ、人気の女優さんで伊藤沙莉さんとか凄い低いけれども、とっても素敵な声だなと思ったりしますね」と低い声が魅力的な女性の例として伊藤さんの名前を挙げます。
続けて「俺はトレーニングとかっていうよりは、元々生まれついて、こういうちょっと高めの声なんですけども…例えばさ、寺尾聰さんの『ルビーの指輪』とかはさ」というと、その場で『ルビーの指輪』を弾き語りし「あなた～を失ってから～ら～ら～…出ないんだよ、このLow-Gが」とコメント。草野さんでも出ない音域があるようです。
そして、さらに「例えばさ、My First Storyの森内（寛樹）くんとかＯfficial髭男dismの藤原(聡)くんとかはさ、この辺出せんのかなって、ちょっと今度会ったら聞いてみたいなと思うんですよね」と高音が特徴的なボーカリストの名前を挙げて、彼らは低い所も歌えるかどうかを知りたいという好奇心をみせた草野さん。
最後は「低い声が出るのもある意味特技だと思いますしね。あと宇多田ヒカルさんとかもさLowの成分ってのが凄い魅力だったりするので高けりゃいいってわけでもないんですよ」と率直な感想を交えたアドバイスを送りました。
■草野マサムネが送ったアドバイスに「泣いちゃった」の声
これらの話にネット上では「街で声掛けられたいなぁ間違えられたいっす！てかそう思ってる方もきっと多いはず」「声掛けられた人はきっとマサムネさんとは気付かなかったんだよね？羨ましいな～」「声コンプレックス持ちが救われる相談だった ありがとう泣いちゃった」「ひとりひとりが素晴らしい声をもってる！今日のありがた～いお言葉！」などの反応が。
草野さんに声を掛けられた人を羨んだり、草野さんの温かいアドバイスに感激したりしたようです。草野さんから突然人違いされたらと想像しただけで、ファンは舞い上がってしまうでしょうね。
草野さんの相談者に寄り添うようなアドバイスには、今回も胸打たれたファンが多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
https://radiko.jp/#!/ts/FMT/20210627210000
（文：ジョブリナ）