4月25日に放送された「秋元真夏(乃木坂46) 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ サンデー」(文化放送ほか)に、昨年乃木坂46を卒業した中田花奈さんがゲスト出演。プロ雀士兼経営者となった彼女が、アイドル時代に比べて生活や考え方がどう変わったのか語り、ファンの間で話題となりました。
(画像:時事)
■経営者、プロ雀士、タレント…3足のわらじを履く中田花奈「24時間じゃ足らない」
卒アルラジオ サンデー第4回放送終了しました🎉#中田花奈 さんのぶっちゃけトークも満載で、楽しい回になりました😝
中田さんの好きな牌は「中」です❣️聴き逃してしまった方は…
#radiko のタイムフリーで❗️👇https://t.co/ICqmPo3WmE #卒アルラジオ#文化放送#秋田放送#秋元真夏#乃木坂46 pic.twitter.com/JCiptxLAlo— 秋元真夏(乃木坂46) 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ サンデー (@sotsualbum) April 25, 2021
昨年10月に乃木坂46を卒業し、約半年後の今年3月に目標としていた日本プロ麻雀連盟のテストに合格した中田さん。
そのスピード感に、乃木坂46・秋元真夏さんは「すごいよね…」「すぐじゃん、(卒業後プロ雀士になるまで)半年くらいだよ」と感心します。中田さん自身も「うちもこんなに早く、プロ雀士になると思わなかった」とコメントしました。
秋元さんが「忙しい?よね」と尋ねると、中田さんは「まあその…今雀荘 麻雀カフェっていうの作ろうとしてるから、それの方もあるから肩書きが今経営者とプロ雀士とタレントなの」と笑います。
3足のわらじを履く中田さんは「正直、24時間じゃ足らない」のだそう。それを聞いた秋元さんは「そうなんだ…。麻雀は勉強しなきゃいけないし、経営者もいろいろ考えなきゃいけないことあるし」と理解を示しました。
秋元さんの言葉に「そうそう」と頷いた中田さんは「収入にならない時間がめっちゃ多いの」「タレントの(仕事の)とこしか収入じゃないから、他の2つは収入ないから」と続けます。
プロ雀士は、賞金を獲得する、雀荘にゲストとして行く、書籍を出版するなどの方法で収入を得るとのこと。しかし、プロになりたての中田さんはまだそれらができるほど名前が売れていないのだとか。「正直、(プロ雀士としての)収入はゼロだから」と、リアルな今の状況を明かしました。
秋元さんが「じゃあ、忙しさの方が多いんだね」と言うと、中田さんも「そうね、見合ってないね」と笑いました。
■中田花奈に秋元真夏が「楽しい?」と質問、その答えは?
それでも、秋元さんの「楽しい?」という問いには「めっちゃ楽しい…!」と即答する中田さん。
続けて「正直、卒業してからこんな楽しい人生になると思ってなかったから…」と今の気持ちを語ります。それを聴いて、秋元さんも「すっごい向いてそうだもんね。めちゃめちゃ向いてる!こんなにバシッとくる職業やってる人あんまりいないと思う」と中田さんを激励しました。
そんな中田さんですが、アイドルをやめて経営者やプロ雀士として生活するようになってから「だいぶ性格はピリってするようになった」のだといいます。
「なんかシビアじゃなきゃいけない場面が増えてくるというか」「他人にも厳しくしなきゃいけない部分というか、ヘラヘラしてられなくなったから…なんかさ、普段だとニコニコしてさ、嫌なこととかもさ、なんか違うな?って思ったこともさ、ちょっとやり過ごす部分出てくるじゃん。『ま、いっか!』とかあるけど…『いっか』じゃ済まされないから『どうなってるんですか?』とか、詰めなきゃいけないの」と語り、そんな今の自分について「めっちゃ嫌な人だと思う…周りの人からしたら」と笑います。
そんな中田さんの言葉を聞いて、笑いつつも「でも、経営者としては正しいよね、きっと」と声をかける秋元さんでした。
■経営者、プロ雀士の中田花奈、アイドル時代には出ない単語が出てしまい…!?
長年同じ1期生メンバーとして苦楽を共にし、互いに分かり合っているからこそできるリアルで生々しいトークを繰り広げた2人。
そんなトークを聴いて、リスナーからも「『収入にならない仕事が多い』って正直に言ってしまう中田さんが、秋元さんに心を許している証拠ですね」という感想メールが届きます。
秋元さんは「確かに、元アイドルの話とは思えないよね…!」と笑います。中田さんも「だよね。思う、本当に自分でも」と同意。続けて「『収入』っていう言葉をさ、アイドル時代って出さないじゃん」とコメントする秋元さん。
中田さんは「考え方変わるしね。アイドルのときってさ、なんか『収入』っていう考え方じゃないというか。お仕事をすることの…なんか、対価としてもらってるって思わないというかさ」と語ります。
「(アイドル時代は)楽しくやってるっていうのもあるし、自分の目標とかがあってやってるからいいけど、なんか今はもう『食べていく』っていうこと考えちゃうから」と、アイドル時代と現在とでは収入についての考え方が大きく変わったことを明かしました。
中田さんの言葉を受け「ああ、ちゃんと人生として。わぁ、かっこいいな…」と素直な気持ちを述べる秋元さんでした。
■中田花奈の「楽しい」という言葉にファンも大喜び「良かったなぁ」「嬉しい!」
ネット上では「かなりん半年ですっかり経営者だなぁ」「経営者かなりんは有能そう」「ホント凄いよ、、この短期間にプロ雀士は…しかも経営者ね…」「趣味を仕事に変えてアイドル時代からの活動を結果に繋げるのめちゃくちゃカッコいい」など、自身のやりたいことに精力的に取り組む中田さんを称えるファンの声があがっていました。
また「楽しいのか、良かったなぁ」「卒業しても楽しいって本人から聞けて嬉しい!」「今が楽しいって言葉は救われる」「"楽しい"これが一番」などのコメントも。中田さんの「楽しい」という言葉に心から喜ぶファンが続出していたようです。
経営者、プロ雀士、タレントという3つの肩書きをもつ中田さんをゲストに招き、興味深い話を聞くことができた今回の放送。心を許した秋元さん相手だからこそできる、リアルな収入や考え方の変化についてのトークはとても貴重でしたね。
また、乃木坂46卒業後も中田さんが「楽しい」と思える人生を歩んでいることに喜び、心から祝福するファンも多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
秋元真夏(乃木坂46) 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ サンデー
https://radiko.jp/#!/ts/QRR/20210425190000
(文:アイドル担当ライター みなみぱん)