12月26日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)では、ゲストとして常盤貴子さんが登場。常盤さんが女優人生の転機を語り話題を集めました。
(画像:時事通信フォト)
■常盤貴子が女優人生の転機を語る
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— 【公式】TBS「人生最高レストラン」 (@jinseisaiko1) December 26, 2020
今回はゲストとして女優の常盤貴子さんが登場。番組では、常盤さんに極楽とんぼ・加藤浩次さんが「女優さんとしてキャリア積んで自分の中で変わってきたもんとかありました?」と質問します。
すると、常盤さんは「それこそ『愛していると言ってくれ』(TBS系)をやった後とか…。やっぱすごく多くの方が私のことを役の紘子という役だったんですけど、その紘子として見てくれて」と豊川悦司さんと共演したドラマ「愛していると言ってくれ」の話題を出します。
続けて、常盤さんは「その後に実は私、すぐ後に連投で湾岸系のドラマに出たんですけど、その『愛していると言ってくれ』をすごく愛してくださった方々がすごい怒って『私達のイメージを崩さないでくれ』って…。でも今考えるとすぐにそういう風に別のドラマをやれたことが本当に運命だったなって思うんですよね」とコメント。
ここで加藤さんが「それどういうことだろう?」と問いかけると、常盤さんは「もしその時にやれなかったら紘子という役を引きずって生きてしまったと思うんですね」と「愛していると言ってくれ」のすぐ後に別の作品に出たことが女優人生の転機になったことを明かします。
常盤さんの話を聞いた加藤さんは「そうか。だからはまり役と言いますか、その皆さんが見てもらうドラマとか映画に出るのはいいことなんだけど…。ある意味ちょっとデメリットの側面もあるということですね」と納得していました。
■常盤貴子、続編に"出演しない"理由を明かす「だから続編がやれないのはそういう理由」
そんな常盤さんは、役を引きずらないための方法について「あみ出したのが私は旅行がすごく好きなので『離陸』をするっていうのを…。どこでもいいから海外でもいいし、国内でもいいんですけど飛行機に乗って『離陸』をするんです。で、離陸をする瞬間に自分の頭の中で今までやってきた役にお別れを告げるんですね」と明かします。
続けて、常盤さんは「その役バイバイって言って、新しい自分になって空っぽの状態でその新しいところに着陸して、帰ってくる時は空っぽの状態で帰ってこれるっていう…。だから続編がやれないのはそういう理由なんですよね。もう置いてっちゃったものだからもうないよっていう」と続編に出演しない理由を力説しました。
今回の放送について、ネット上では「常盤さん、本当に飾らない、すてきな人だなぁ。こんな風に年を重ねたいなぁと思うよ。続編はないと、断言したね」「役とさよならして、だから『続編は出来ない』。その考えもいいかもなあ」「常盤さんから色々な裏話を聞けてよかったです。愛していると言ってくれの写真やお話が聞けて嬉しかった」などのコメントが上がっています。
常盤さんが「離陸」という言葉を使って思考のリセット方法を語っていて、興味深く感じた人も多かったのではないでしょうか。
また、女優としての転機についてのエピソードは貴重でしたね。
【番組情報】
人生最高レストラン
https://tver.jp/episode/80573685
(文:かんだがわのぞみ)